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主体性を失わない

by 豆野 仁昭
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もうすぐ夏も終わりでしょうか。地域によっては大雨被害の大きなところも沢山あるようですが、こちらは雨の日は多いものの豪雨はないので、割と平穏な気候の夏だったなという印象です。ただ妻の出産もあり、仕事も家庭も大忙しのこの夏でした。忙しさも喉元すぎれば、という感じで少しずつ忙しさをやり過ごせるようになってきました。畑での野菜の育て方も見直したいなと思うこの頃。ビニールに依存しない方向で省力化というのが喫緊の課題です。

里山ローカライゼーションで手掛けていたアースオーブンがようやく完成しました。近隣で掘った粘土で作りました。施工時の粘土の水分量が多かったせいか、かなりひび割れが入ってしまいました。大きなひび割れは粘土を詰めて補強しました。2週間ほど乾燥させてからじっくり低温長時間で素焼きしました。

素焼き後に外側の防水のために、漆喰をぬりました。これで雨にも耐えてくれることでしょう。

そして活動日の8/22にアースオーブンお披露目会として、ピッツァパーティーとマルシェを開催しました。名古屋の友人の料理教室 TABLE FORのメンバーが美味しいピッツァを休みなく焼き続けてくれました。本当にありがとうございました。子供たちのギブギブショップ(ドネーションストア)も盛況でした。積極的に自分のお店を営業する姿が頼もしく、また微笑ましかったです。うちの息子はアップルサイダーにレモングラスとレモンバームを添えて提供していました。愛想のないマスターっぽい感じがごく一部で好評でした。

この活動に社会的な意義がどれほどあるかは量りかねますが、参画してくれた一人ひとりの主体的な行動が様々な波を生み出しているように感じました。たくさんの波が生まれ、波及していきました。里山を整備するという目的はありますが、それぞれ私達が主体性を失わないまま、自ずと里山が整備されていくといいなと思います。来月は9/18、12-14時にマルシェ、14-16時に里山整備の予定です。

無事、夏休みのこどものがっこうが終わりました。天気が不安定なことが多かったので、おかしづくりやうどんづくりを午前中の自給作業として行いました。お菓子は子供たちのリクエストでパウンドケーキ、クッキー、スコーンを作りました。かまどオーブンで焼きましたが、美味しく焼けました。午後は海へ。水着忘れた子たちも我慢しきれずそのままダイブインしていました。

普通の学校では何でも受け身で、みんなで一緒に先生から与えられるタスクをこなしていきますが、こどものがっこうでは主体的に考え行動することを促しています。自分の意志や欲求を探すコツを掴み、自分と他者との間にちょうどよい線引きができれば、無用なストレスを減らしたり、自由や余裕を感じることができるようになるのではと思います。
こどものがっこうでは、その線引きを「自給、食べること、後片付け」に置いています。そのコツを掴んだら、どこでも生きていけそうだし、こどものがっこうに通う必要もなくなるのかもと思っています。

夏休み明けの出校日は9/1木曜日ですが、ちょうどこどものがっこうの開催日なので、学校に行くのが憂鬱な子や、宿題が終わっていない子は、こどものがっこうへ遊びに来てはどうでしょうか?中高生も大歓迎です。

1,ゴーヤ 刻んで塩でもんでしばらく置いて水に漬けると苦みが減ります。
2.オクラ 水やりをあまりしなくても育ってくれる。茹でても生でも。
3、ツルムラサキ パスタやうどん、麺類に◎。さっと茹でてかつおぶしとポン酢で。
or空心菜 ニンニク、ナンプラー、レモン果汁orお酢で炒めるのが好き。足の早い野菜なので、早めに使い切ってください。
orモロヘイヤ 汁物の具やお浸しに。茎もまだ柔らかく美味しい時期です。
4, ナス 夏野菜の定番。水やりが大変な季節です。揚げ物や炒め物、漬物に。
5.ピーマン 苦みが少な目に感じます。炒め物や揚げびたしも美味しい。
6、ピーマンW 油たっぷり中華炒めが美味しい。アリサンのチーマーチャンチンジャン 芝麻香椿拌醤を野菜炒めに入れて作るとお店っぽい味になって美味しい。
7.きゅうり 四葉といういぼいぼキュウリ。皮の歯ごたえがいい。
8.赤玉ねぎ サラダにも美味しい。
9、ナスW とろとろ系のナスです。
10.いちじく 鶏の放牧スペースで育てています。
11.かりもりor黒瓜 12,ボニンニク 13、じゃがいも 14,切干大根 15,玉ねぎ

S6品 M7品   L11品  K16品です

よろしくお願いいたします。

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