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大蔵大根

by 豆野 仁昭
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今年の作付はだいたい終わりました。あと少し晩生の玉ねぎとカリフラワーなどをちょっと植えるだけです。冬はのんびり(ともいきませんが)色々考える時間ができてほっとします。

大蔵大根(東京の世田谷在来種)が大きくなってきたので、今日から全てのお客様に入れています。葉っぱもわさわさと横に広がって生えるタイプなので、量産するには少し育てにくい感じもありますが、肉質も柔らかく美味しい大根です。

右が大蔵大根、左が岡山の在来種で国富大根。この品種を選んだのはス入りが遅いからです。うちの販売形態状、1度にすべてを出荷できませんので、長いこと畑で美味しい状態で生きてもらう必要があるのです。

今年最後の人参で、尾張五寸という愛知の品種。ちょっと種まきが遅かったので心配ですが、来年の3月ごろに収穫したいなと思っています。間引き作業中です。

ドイツ北部から若いカップルのビョーンとマヤがWWOOFに来ています。ドイツーフランスースペインーモロッコをヒッチハイクで移動しながら旅した後、福島の相馬市で1か月WWOOFをし、この後は和歌山・京都・大阪を旅行したら帰国するそうです。移動はすべてヒッチハイク。二人は麻雀好きですが、国際ルールというものがあるそうで、日本のルールとは全然違ったので、とまどってしまいました。

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かなりのパンクロック好きで、ドイツにいたときの写真を見せてもらったら、二人とも「北斗の拳」のキャラクターみたいでした。見た目はパンクですが、内面はとてもまじめで、人としてどう生きたいかをしっかり考えて行動している素敵な二人です。

ドイツでもアメリカやフランス、そして日本のように、外面的(経済的)幸福を優先する人たちと内面的(精神的)幸福を優先する人たちの対立構造ができつつあるようで、カナダとの新たな貿易協定に絡んだ法律で、遺伝子組換食品を使用していてもそれを表記することなく販売できるようになったそうです。ドイツの大手製薬会社のバイエル社がアメリカの悪名高いモンサント社を買収したのも、この法律に絡んでいそうです。
比較的に教育の充実しているドイツでも、予算を削りたい政府と、会社勤めに忙しく子育てが十分できない親たちと、その双方のしわ寄せが教員に向かい、結果教育の質も低下しているそうです。

★今週の循環農法野菜セット
1.サラダミックス 水菜、わさび菜、サラダからし菜、ルッコラ。刻んでドレッシングをかけて。人参やカブを合わせてもgood。
2.☆さつまいも 金時。ほっくり系。天ぷら、素揚げ、ソテー、焼き芋、スイーツにも。
3.ミラノかぶ ちょっと固めなので、スープや煮込み、ソテーがおすすめ。
4.☆大蔵大根 明治時代、世田谷で固定化された伝統種。葉も柔らかくおひたしや炒め物にも向き、根の部分は肉質が緻密で煮崩れしにくく、おでんや煮物に最適。
5.じゃがいも 北海道・秋葉さんの自然栽培じゃがいも。
6.☆人参 黒田五寸という長崎の伝統品種。寒さにあたり甘くなってきました。
7.チンゲンサイ(orサイシン) 炒め物やスープの具に。
8.サイシン 中国の菜花。炒め物やおひたしに。アブラムシがいるのでよく洗って。
9.グリーンリーフ 厳重にチェックしましたが、畑に住む8mm位のツチゴキブリが紛れ込んでいるかもしれません。ご了承ください。
10.日野菜かぶ シンプルに塩漬けや、ソテーや蒸しものにも。

☆は今日のオススメ野菜です。Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、(野菜室)で保存してください。
季節柄、アブラナ科の葉野菜にアブラムシがいることがあるのでよく洗ってください。

よろしくお願いいたします。

 

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