草取りの間、手は忙しくても頭は退屈なので、色々なことを考えます。最近考えたことは、私たちの野菜にどれだけの価値があるのか、また何をどうすれば価値が高まり、差別化できるのか、とか。役に立つような結論はでないのですが、このブログって面白いのかな、面白くないよな、ということが気になってきました。
エッセイっぽく書いたらどうかなぁという結論が出たので、根元きこさんや枝元なほみさんのエッセイを読んでみると面白いなぁと思うわけで。妻の大好きな星野道夫さんも参考に、エッセイっぽく農業のことを風景や匂いを鮮やかに書けたらいいなぁと思います。
そらまめ、春といえばこの味。さわやかな香りの中に甘みと清々しい力強さがあって、味わうたびにいつも嬉しく、はにかんでしまう。もう枝葉もすっかり枯れ、青々しく上向きに育っていた面影はまったくなくて、すぐにでも土に戻っていきそうな感じである。これからの本格的な梅雨に溶けていってしまいそうで、あわてて黒くすっかり乾いた鞘をもぎったのでした。カラカラと音がするのは、豆がしっかり乾燥し、熟している証拠。パキッ、カララ、ポトッ、音を楽しみながら、手早く鞘を割って豆を取り出していきます。次の種まきは10月から11月、それまでビニール袋に入れて冷凍庫で大切に保存します。
今週の野菜セット。季節も夏らしさを感じる内容になってきました。今年はミディトマトもコクと甘みがしっかりして、キュウリも歯ごたえも甘みもあって、でもすっきりとしたいい味に育っています。インゲンやピーマンやナスもたくさん花が付いてきて、いよいよ夏がくるぞと、野菜たちが教えてくれているような気がします。来週からはコリンキーが入る予定です。「生食できるカボチャ」とのキャッチコピーですが、焼いて食べた方が好みでした。お楽しみに!
ほうべの森 de サンデーモーンングYOGA
6月19日(日曜日)AM7時-9時、Oh! Soto Deは田原市谷ノ口の“表浜ほうべの森キャンプ場”で朝日を浴びながらのYOGAとオソトデ
★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.きゅうり 今日が初出荷。うちではキュウリを地面を這わせて育てているので、日が当たっていないところが黄色っぽくなります。
3.大根 近所の自然栽培・ピースフルファーム作。味噌汁やおろしに。
4.リーフレタス しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
5.ズッキーニ 油多めでこんがりソテーがおすすめ。焼く前に塩を振って水分を落とすとワンランクアップの美味しさです。豊作のため増量。ズッキーニケーキは北米でポピュラーでおすすめです。
6.大葉 ハーブやネギ類は適当な大きさに切ってジップロックに入れ、そのまま冷凍すると、長期保存ができて、いつでも簡単に使えます。
7.じゃがいも 新じゃが、キタアカリです。皮に苦みがあるので剥く方がいいです。
8.ミニキャベツ 炒め物やサラダ、スープに。開花に向けて玉が割れはじめました。
9バジル ジェノベーゼ、ドレッシングにも。ドレッシングのレシピは酢1、オイル3、塩、砂糖、ハチミツなどを適量入れてフォークなどでよく混ぜる。
10.ミニトマト サラダや付け合せに。コクと甘みがあって美味しいです。
11.いんげん 大きいタイプのインゲン。さっと塩ゆでしたり、炒め物などに。
Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは11品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。
よろしくお願い致します。