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ステファン&マガリ

by 豆野 仁昭
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今日は久しぶりに空気のスカッとした日になりましたね。イランなどの雨の少ない地域では、雨の日を「良い天気」というそうです。梅雨のジメジメしたカビ臭いような空気は、日本は湿気の国なんだということを教えてくれるようです。この湿気が美味しい野菜やコメを育てることを想像すれば、このジメジメした空気も少し愛おしく思えるかもしれません。

以前うちにWWOOFしにきてくれたスイス人のステファンとマガリが、帰国前にわざわざ再訪してくれました。ジャガイモ掘りを手伝ってもらって、雨あがりの翌日にみんなで近所の大山(標高320m)に山登りに行きました。シダがかなり生い茂っており、梅雨が育む生命力の力強さを感じました。

頂上の展望台で記念撮影。この二人のスイス人の山登り能力は半端ないです。アップダウンに強いんだなぁという感じです。下りでも子どもを担いですごい勢いで走っていくので、見ているこちらがハラハラしました。しかもかなり履き古したペラペラの皮靴で。山登りに特別な筋肉やバランス感覚があるのでしょうね。

山の頂上付近でランチタイム。出発前に「頂上でお昼ご飯に簡単にパスタでも作ろうか」と言ったら、「OK!じゃあパスタを作るよ」と言って小麦粉を捏ねはじめた二人に唖然。ラビオリなんていう手間のかかるものも作りだして、この二人は本当に料理が好きなんだろうな。パスタやシソベーゼペーストをリュックに詰めて、頂上で調理。ちょちょいとその場で手で作るパスタも作りました。いちいち手でちねるのに手間がかかるので、イタリアでも結構お高い値段だそうです。

 

小麦粉100gに卵1個が分量で、あとは捏ねるだけ。他の水分は基本いらないそうです。「ちょっと足りないな」と思ったら足せばいいとのこと。シソベーゼは、青じそ、炒ったナッツ(今回はアーモンド)、にんにく、塩、オイル、水を、フードプロセッサーにかけてペースト状にしました。

最終日、また作ってくれたスイスブレッド。とってもきめが細かくて、しっとりと柔らかくて、なんかお金持ちの人たちが食べていそうなパンです。なんかリッチな気分にさせてくれます。本当にいつかスイスに遊びにいけるといいなと思います(物価が日本の倍近いみたいなので、長居はできなそうですが)。本当に色々な経験をさせてくれてありがとう、ステファン&マガリ。

★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.きゅうり 今日が初出荷。うちではキュウリを地面を這わせて育てています。地這いだと風の影響を受けにくいのが利点ですが、収穫の時探すのが大変です。1日で結構大きくなってしまうので、毎日収穫しています。
3.じゃがいも 新じゃが、キタアカリです。皮に苦みがあるので剥く方がいいです。
4.リーフレタス しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
5.ズッキーニ 油多めでこんがりソテーがおすすめ。焼く前に塩を振って水分を落とすとワンランクアップの美味しさです。豊作のため増量。ズッキーニケーキは北米でポピュラーでおすすめです。
6.大葉(orバジル) ハーブやネギ類は適当な大きさに切ってジップロックに入れ、そのまま冷凍すると、長期保存ができて、いつでも簡単に使えます。
・バジル ジェノベーゼ、ドレッシングにも。ドレッシングのレシピは酢1、オイル3、塩、砂糖、ハチミツなどを適量入れてフォークなどでよく混ぜる。
7.ミニキャベツ 炒め物やサラダ、スープに。開花に向けて玉が割れはじめました。
8.ゴーヤー 卵や豚肉と一緒にチャンプルに。しばらく塩をふって置いて、水洗いしてから調理するとかなり苦みが弱くなります。
9.いんげん 大きいタイプのインゲン。さっと塩ゆでしたり、炒め物などに。
10.ミニトマト サラダや付け合せに。コクと甘みがあって美味しいです。

Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは11品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。

よろしくお願い致します。

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