2歳のひな祭、娘の田雨の雛人形は土人形のお雛様。中里泉さんがその当時は渥美半島に住んでいたので、この渥美半島の粘度質の土で作陶してくれました。今年は菱餅と提灯お花を増やしてもらいました。屏風も高知の和紙で作ってくれました。そして松本寛司さんが渥美半島の桜の木を使った台座を作製してくれました。去年よりもまた味わい深くなったというか、色が落ち着いたのか、うちの空気に馴染んだのか、よりよく見えるような気がします。
今年も遅い新年会をしました。縁あってうちで研修してくれた2人が、今も継続して営農していることがすごいし、誇らしく思います。今と昔は研修という感覚も違って、今ではお金をもらいながら研修みたいな形が多いと思います。うちは研修手当を出す経営的な余裕や補助金を申請する知恵や手間もなく、現代にはそぐわない昭和平成の少量多品目・個人宅配中心の有機農業を続けています。2人はうちとは違う方向で、より作物を絞った専門的な農業をしており、雇用などの経営拡大も始めているとのことで、私のような昭和のおじさんはすごいなと感心しきりでした。また来年もどんな変化があったのか、また報告しあえるのが楽しみです。
3月のこどものがっこうは、麦畑でドッジボール、山登り、森のブランコ、海遊びをしました。海はまだまた寒かったものの、男の子たちはパンツ一丁になって楽しそうにはしゃいでいました。ランチはカレー、かまどごはん、ナン、キャベツとスナップエンドウのスパイス炒め、レモネードを作りました。
今回はリピーターの子供たちばかりだったので、自らやりたいことがどんどん言えて、どんどんやっていく、私たち大人はそれを見守る、そんな感じでした。
上手くなくてもいい、下手でいい、上手くいかなくてもいい。とりあえずやってみる。不安ややらない理由をこぼしながらも、結局はやっちゃう、やってみることができる、それが素晴らしいこと、貴重なことだと自分は思います。それができる子供たちは素晴らしいし、こどものがっこうがその一助になれていればいいなと思いました。
1.菜花 炒め物や汁の具、お浸しなどに。今日は細かく刻んでチャーハンに入れました。
2.人参 人参も春を感じて花芽が動き出しそうです。細切りにして鶏ガラスープで煮て食べました。細くするとサラダやマリネ、マヨネーズ和えもいいですね。
3.里芋 煮物やクリームソースと合わせたり、みそ汁、蒸して生姜醤油など。
4.さつまいも 今回は鳴門金時、ほっくりタイプ。素揚げすると子どもも大人もよく食べます。先日の中條先生の料理教室では、蒸したさつまいもをカレー粉とココナッツミルクと塩と和えて少し煮たカレーを食べました。仕上げにえごまの粒粒がグッドアクセントでした。
5.大根 煮物やサラダ、ゆず大根のような漬物も美味しい。おろしもいい。
6.九条ねぎ 温かくなり、動き始め、ジューシーさや色が濃くなってきました。花をつけるのは4月ごろ、それまで美味しいシーズンです。
7.菊芋 皮はむかず、スライスしてグリルしたり、汁の具、漬物、サラダにも。
8.水菜or高菜orマスタード
9.かぶ もうすぐ花をつける季節。花をつけるとき、根は栄養を種子に注ぐのでスカスカになってきます。大根や人参など他の根菜も同じ。ということで旬も間もなく終わります。
10.菜花W
11.甘夏 12.島大根 13.生姜 14.スナップえんどう 15.菜花
※S6, M7 L10 King15です。