去年仕込んだ味噌が美味しく発酵しました。うちで育てた米を使って手作りした麹でしたが、無事できて一安心です。これは大豆の代わりにひよこ豆を使った米味噌です。こどものがっこうで子供たちと一緒に仕込みました。
上の方にカビなどあれば取り除いて、味がしっかりしているようであれば、発酵をゆるやかにするために冷蔵庫にいれて保存してください。うちでは10kgぐらい仕込むことができました。
大豆や小麦の自給もいつかできるようになるといいなと思っています。私たちの農家としての着地点はどこなのか、日々思い悩みます。多くの売上を求めるなら高度な専門性をもって、農作物に付加価値をつけていくのが定石でしょうか。ただ高度なものを追求していく過程で、失われていくものや手放してしまうものも気になります。
「死なうは一定、しのび草には何をしよぞ、一定かたり遺すよの」とは織田信長が好んだ小歌で、歌の意味は「誰にでも死は訪れる、自分の死後にも語り継がれる事をする為に何をしようか、 後の世の人は自分のしてきた事を語り継いでくれるだろう」だそうです。最近亡くなった私の両親がしてくれたことや日々のありようを思い起こすことが、彼らが亡くなる以前よりもかなり増え、そんな昔話を自分の子供にする機会が増えました。私たちの子供もその子供たちへ、私たちのしてきたことやありようを話すときが来るのだろうと思います。できることなら日々の快楽や他者との比較にとらわれすぎず、死というゴールを遠くに見ながら、心身と環境を整えていけたらと思います。
シソの実の収穫シーズンです。シソの実とはいっても大葉の種です。こそぎ落として、塩で漬けて3時間くらいおいて、ギュッと絞って灰汁を抜いて、オイルで漬けました。おいしい収穫適期がとても短く、今だけの味です。
昨年の冬に開催した椎茸の原木作りワークショップの椎茸の原木から椎茸が初収穫できました。里山のコナラを伐採したことで、荒れていた森が開け、そこから椎茸も収穫できました。ワークショップで持ち帰った方たちも収穫できはじめたでしょうか?そうだと嬉しいです。
今年は熊による人身被害が過去最多だそうです。個体数の増加や山の木の実の凶作が原因だといわれています。人と原生林との境界線であった里山の減少、狩猟文化の衰退など、私たちが便利や安全を求めて続けてきた結果、以前とは異なる形での被害や災害、不便が生まれています。私たちは意識しているしていないに関わらず、どう生きるかを常々選択しているのだと思います。
★今週の野菜セット
1.ピーマン 寒くなり夏野菜の収量が減り、境期感が畑からただよっています
2.生落花生 多めの塩で茹でて沸騰後30分前後、柔らかくなったらざるにあげて。私は茹でたてより冷ましてからのほうが好きです。落花生ご飯もいいですね。落花生ごはんには生姜みそを友人がのせていました。
3.オクラorじゃがいも じゃがいもは北海道・自然栽培。ここも気候変化の悪影響を強く受けている地域。フランス人ウーファーさんが作るグラタンドウフィノアが好き
4.里芋 親芋はしっかり火を通さないと固いので気を付けてください。そして荷崩れにしくいのでおでんや炒め物にもgood。中華炒めを作ったらおいしかったです。
あと細かく角切りにしてミネストローネにすると子どももよく食べる。
5.切干大根 変わり種で切干大根の炊き込みご飯や餃子もいいかも。
6,さつまいも 紅ハルカ。フレンチフライは3分揚げて、3分油から出して、また2-3分揚げるのがコツだそうです。ジャガイモだとこれでサクサクですが、サツマイモなら1度揚げるだけでも十分サクサクです。
7,葉大根 我が家は定番菜飯から作っています。
8、ししとう 辛いのもあります。でもこのドキドキ感が好きだったりします。ドキドキしたくない人はグリーンカレーやサルサソース、青唐辛子のように刻んでください。
9.冬瓜 さいの目に切って、挽肉と生姜とカツオ出汁で和風あんかけにしました。フランス人ウーファーさんはホタテとクラムチャウダーにしてくれました〇dfさえ
10、にんにく 今植え付けてのシーズンなので芽がでてきます。今のうちにニンニク麹を作っておきたいです。 11,なす少し Mサイズ7品 Lサイズ11品
12,さつまいもW 13,ズッキーニ 14,赤ピーマン 15, なす
S7, M7 L10, K15です。
50円します。リユースしているので、ご協力いただけると助かります(*^-^*)特殊保存袋(空気を減らし野菜が呼吸しにくくなり結果保存が効きます。