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春爛漫

by 豆野 仁昭
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今日はHappy Endの春爛漫がテーマで収穫・梱包作業をしました。

トマトの定植。例年より気温が高かったため、苗の生育が早く、すべて定植しました。土の状態もよく、かなりの本数を植えたので、今年は大豊作の予感です!お楽しみに!

ラディッシュ、新玉ねぎ、ソラマメリーフ、ゆでたまご、ツナ、ディルのサラダ。サラダが美味しい季節です。ディルは去年のこぼれ種から自然発芽したものが成長が早く収穫しています。料理人の方から注文が多く、セットにはまだ入っていませんが、もう少し生育スピードが上がってきたら、皆様にもお届けしたいと思っています。

息子のリクエストで三色団子を作りました。緑はヨモギを茹でたものを、ピンクは八重桜を、木臼でペーストにして白玉粉に加えました。春の香りと味わいを感じられて、楽しかったです。

筍の季節になり、いつもの小久保さんから少し頂いたので、色んな料理に楽しんでいます。鶏解体の体験に来園した友人に筍とチキンのカレーをふるまいました。ここでもディルがいい仕事をしてくれます。レバーペーストも作ったのですが、それにもディルをふんだんに。バジルよりも使い勝手がいいなと感じています。

じゃがいもの芽、生育順調です。草取りと芽かき(芽の本数が多いと小芋が増えるので)をする予定です。ある先輩農家さんの「生きる(食べる)ことは、命を奪うこと」という重い言葉がずっと頭に残っています。 若い頃に考えた生きる意味と意義について、自分が出した結論は「答えはない、死にたくない(死ぬと迷惑がかかる)から生きる、みんなそこはあいまいなまま生きている」という答えでした。 今こうして有機農業という仕事をしているのは、いまだに自分にとって都合のいい(正しげな)解釈を探しているからなのかもしれないと気づきました。

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クリニックでふと読んだこの本を買いました。「人間性について絶望してはならない。なぜなら我々は人間なのだから」とアインシュタインの言葉です。自然、気象、人類、科学、戦争と平和、何もかもが危ういバランスに成り立っています。自然や平和の脆さに気づき、歴史や科学から学び、無知を悟り、共感を自己から全自然へと広げていくことが大切なように思います。

★今週の循環農法野菜セット
1.ラディッシュ サラダやピクルス、くし形に切ってソテーに。
2.リーフレタス まだ少し小さ目ですが柔らかい。水に漬けるとシャキッと戻ります。
3.紅はるかor紅東 、水分が減ってくる頃。蒸したりソテーや素揚げに。
4.そら豆リーフ 葉っぱを炒め物やサラダ、汁の具に。プリッとしたホウレンソウのような食感です。卵と炒めたり、サラダにちぎっていれたり、スープの具にしたりしてます。
☆5.絹さやえんどう 筋をとって炒め物や吸い物に。
☆6.新玉ねぎ 水でさらさなくても辛味もほどよく甘くて美味しいです。鰹節と醤油で。葉っぱはネギ味噌や炒め物に。
7.黒田五寸人参or里芋 どちらももうすぐ終了。
8.切干大根 近所のPeaceful Farmの自然栽培の切干大根です。
9.スナップエンドウ 塩ゆで30秒くらいでザルに広げて冷まします。
10.ミニキャベツ 中がトウダチして花がつき始めているかもしれません。
11.新玉ねぎ 旬で美味しいので※Wで入っています

☆今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット8品、Lセットは11品(注:新玉ねぎがWです)。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉してください)で包み、なるべく冷蔵保存してください。さつまいも里芋は10℃以上保存。

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