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王手はトドメ

by 豆野 仁昭
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こんな寒いとなかなか布団やコタツから出られない穴熊農家です。思いがけない積雪などで農作業など遅れ気味ですが、思い通りにならないからこそ、日々の一つ一つの仕事を楽しめる考え方を持てるといいなと思います。

最近は将棋に少しハマっていて、Youtubeで対局や将棋番組を見たり、スマホでオンライン対戦をしています。将棋の世界では「ミスをしないこと」と「最善手を指すこと」はほぼ同義なのかなと思います。もし人生と将棋が同じだとしたら、いきなり王手(ゴール)を狙うことよりも、1つ1つの仕事をミスなく、積み重ねていった方が、簡単かつ着実に進めるのではと思います。あるプロ棋士が「プロの王手はトドメの時にしか使わない」と言っていたのが印象的でした。

鶏がたくさん卵を産んでくれているので、8個も使って卵焼きを作りました。卵焼きをきちんと作るのは初めてでしたが、思いのほか楽しかったです。

そして今日も卵焼きの練習。砂糖を減らして少し酒とみりんを入れたら巻きにくくなったけど、ふっくらして味も深くなりました。

鶏は本当に生ごみでも雑草でもなんでも食べます。普通に自炊している人なら、2人分の生ごみで1羽分の食糧を十分確保できるのではないでしょうか。家庭用精米機で玄米を精米することで出る米ぬかを鶏のエサにしたり、残飯や野菜くず、卵の殻や魚のアラ、庭の雑草など、通常ではゴミに出して捨てるものが、家畜のエサになりえるのです。とはいっても動物を飼育するのは簡単ではありません。その動物の習性や気持ちが分かるようになるまで最低でも数年の付き合いは必要です。動物の飼育は安易におススメはできませんが、生ごみでも十分に食料として有効活用する手段があるということを知ってもらえたら幸いです(添加物だらけの生ごみはNGですが)。

いただきものの長崎県五島列島の和菓子、#かんころ餅。 サツマイモと餅米をついたお餅です。素材の素朴な甘さと干し芋のようなねっとり感がとても美味しいです。

少し油を多めにひいたフライパンで蒸し焼きにした紫芋。紫芋には塩が合います。

★今週の循環農法野菜セット
1.大蔵大根 煮物や漬物、庄司いずみさんの大根カレーも◎。大根から揚げ作りました。下ゆですると大根臭が抜け、食べやすくなります。
2.九条ネギor汐止ねぎ 鍋の具や、薬味や炒め物などに。
☆3.黒田五寸人参 サラダや漬物にも美味しい。寒くなって甘みが増してきました。4.里芋 お客様レシピでポテトサラダを作りましたが、とても美味しかったです。ハワイ人のカーリーに教えてもらったフライドチップも美味。里芋ごはんも美味しいそうです。
5.ミラノかぶ ソテーがおすすめ。スープの具にも。
6.野沢菜 近所の自然栽培農家・Peacefulfarm作。温室栽培なので、苦みもなく、小松菜のように何にでも合います。
7.さつまいも 紫芋。甘みが少ないのでジャガイモのように料理するといいです。8.葉玉ねぎ 豚肉と塩コショウで炒めるのが定番です。ネギ代わりにも。
9.チンゲンサイorタアサイ 炒め物や汁の具に。
10.切干大根 近所の自然栽培農家・Peacefulfarm作。渥美半島は粘土質でカリウムが豊富な土で、よい大根が育ちやすいそうです。北西風が強く、切干作りにも向きます。

☆今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット7品、Lセットは10品。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉してください)で包み、なるべく冷蔵保存してください。さつまいも、里芋10℃以上保存。

よろしくお願いいたします。

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