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味噌仕込みの季節

by 豆野 仁昭
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オンラインショップで味噌づくりキットの販売開始しました。気温が低いので雑菌も繁殖しにくく仕込みに最適な季節です。1日浸水したあと、4-5時間かけて大豆を柔らかくなるまで煮たら、1時間程度で作業完了します。何も難しくないので、ぜひお気軽にお試しください。 これは2017年3月に仕込んだ米味噌。美味しいです。

10年ものの豆味噌。赤を通り過ぎて黒、味は甘みを通り過ぎて苦味。 カカオ×砂糖=チョコレート=美味しい の方程式に習い、 黒味噌×砂糖=味噌チョコ?=美味しい? 10年ものは風味が強烈です。美味しくないけど、美味しい。モツとか煮ればいいかも。 

私たちの体内では、目に見えない微生物たちがたくさん活動し、良くも悪くも影響を及ぼしています。腸は第二の脳とも呼ばれ、直観=内臓感覚とも呼ばれます。昔の日本人に比べれば味噌の消費量は減っており、1968年には1年1人当たりの平均供給量が7.7kgだったのが、2007年には3.8kgとほぼ半減していますが、一方で海外への輸出は右肩上がりに伸びています。有用カビや酵母が健康にとってどれほど影響力があるのか、科学でも正確には解明できていませんが、古くから続いてきた技術や習慣には、その有用性を時を経ることで証明してきたように思います。

昨日今日と思いがけない大雪に見舞われた私たちの住む若見地区。野菜が収穫できるか微妙でしたが、貯蔵野菜などを代用することでなんとかなりました。去年、今年と2年続けての積雪に戸惑っています。野菜も予想外のダメージ。気象変動には手も足も出ません。

妻の念願の家直しのため、古い床を撤去。寛司さんに手伝ってもらいました。 このスペースを土間にするか、普通に床を貼り直すのか、夫婦で意見が異なり迷い中。三和土といって土と石灰と苦汁を混ぜる、左官の技術で日本のコンクリート的な仕上げがあるそうなので、試してみたい気もします。 我が家の無駄な広さと徐々に溜め込んでしまった生活用品に辟易しますが、これを機にいい空間作りと断捨離ができればと思います。

★今週の循環農法野菜セット
1.大蔵大根 煮物や漬物、庄司いずみさんの大根カレーも◎。大根から揚げ作りました。下ゆですると大根臭が抜け、食べやすくなります。
2.一本ネギor汐止ねぎ 鍋の具や、薬味や炒め物などに。
3.黒田五寸人参 サラダや漬物にも美味しい。寒くなって甘みが増してきました。4.じゃがいも 北海道・秋葉さんの自然栽培トヨシロ。味は淡白でややほっくりしています。ポテトチップスに使われる品種です。
5.玉ねぎ 北海道・秋葉さんの有機栽培玉ねぎ。
☆6.野沢菜 近所の自然栽培農家・Peacefulfarm作。温室栽培なので、苦みもなく、小松菜のように何にでも合います。
7.日野菜かぶ(orサイシンor菊芋) 滋賀の伝統野菜。漬物が定番ですが、油揚げと煮ると美味しいと料理家さんが書いていました。
☆8.葉玉ねぎ 豚肉と塩コショウで炒めるのが定番です。ネギ代わりにも。
9.里芋 お客様レシピでポテトサラダを作りましたが、とても美味しかったです。ハワイ人のカーリーに教えてもらったフライドチップも美味。里芋ごはんも美味しいそうです。
10.切干大根 近所の自然栽培農家・Peacefulfarm作。渥美半島は粘土質でカリウムが豊富な土で、よい大根が育ちやすいそうです。北西風が強く、切干作りにも向きます。

☆今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット7品、Lセットは10品。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉してください)で包み、なるべく冷蔵保存してください。さつまいも、里芋10℃以上保存。

よろしくお願いいたします。

 

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