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ミツバチが飼いたい

by 豆野 仁昭
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大葉(青じそ)がたくさん取れるようになってきたので、ジェノベーゼもどきのシソベーゼを作りました。大葉、アーモンド、にんにく、塩、パルメザンチーズ、オリーブオイルをフードプロセッサーでガーーーッとやります。具は新玉ねぎと鶏肉でした。
新じゃがいもとか新たまねぎとか、なぜ新~とつくのか。旬の期間の始まりにとれる品種のことを新~と呼びます。野菜は品種によって収穫時期と特性が違います。種は収穫時期をわかりやすくするため、各種苗会社の判断で、早生、中生、晩生というジャンルにカテゴライズされます。なのでいわゆる新玉ねぎは極早生~早生の品種であり、生食でも甘みが強く、水分量が多いため保存性が悪いのが特徴です。極早生品種ならハイゴールド1号、ジェットボールなどがメジャーで、4月前半から収穫できます。超極早生品種としてトップゴールド305、スーパーアップなどで、3月半ばくらいから収穫できます。

里芋の種芋を植えました。我が家は草取りを減らすため、芽がしっかり出るこの季節に毎年植えています。 草取りが付加価値を生み出すわけではないので、言ってしまえば「ない方がいい」無駄な作業です。ビニールマルチを張れば草取り作業はかなり少なくなりますが、ゴミも出るのでもったいない気がします。うちでもマルチャー(畝を立てながらマルチを張る機械)を導入してからは年々使用する面積が増えてしまっています。

ズッキーニ、今年は5種類栽培しています。ミツバチまかせでは受粉が心配なので、毎朝、手で雄しべを摘み取り、雌しべに受粉させます。国内でも世界でもミツバチの数は減少傾向にあるようですが、フランスでは一般家庭でもミツバチをよく飼っているそうで、ジャムなどと同じような感じで友達などにおすそわけするそうです。私たちは生物多様性を守ることが人間の命を守ることにつながると思っていますが、世界の食料の安定供給のためには、農薬を使うこともやむをえないのでしょうか?いつか人体に全く影響のない安全な農薬はできるかもしれませんが、農薬が害虫を殺すためである以上、虫たちにとっては毒薬であり続けます。食糧に困らない豊かな社会を甘受している私たちが農薬に対してケチをつける権利はないのかもしれませんが、10年後も、100年後も自然で美味しいハチミツが食べられる自然豊かな地球であってほしいと思いますし、有機農業の技術発展や消費者のライフスタイルの選択がそれを担っていくものだと考えます。私たちはまだまだ微力ですがその一助となるよう有機農業に取り組んでいきます。

★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.にんにく 今年はさび病が出てしまって不作でした。風通しのよい場所に置いてください。使い切れない場合はニンニク醤油やオイルに漬けて香りを移すのがおすすめ。
3.リーフレタス しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
4.じゃがいも 北海道・club大地さんのさやあかね。
5.ズッキーニ 油多めでこんがりソテーがおすすめ。焼く前に塩を振って水分を落とすとワンランクアップの美味しさです。
6.ミニ大根(or切干大根) 大根おろしや味噌汁に。今回で終了。皮は硬いので剥いた方がよいです。切干大根はお客様からヨーグルトで戻すレシピをお聞きしました!
7.ミニキャベツ 炒め物やサラダ、スープなどに。
8.赤たまねぎ サラダの彩りに。火を入れても美味しいです。
9.間引き人参 葉っぱも一緒に米粉の天ぷらがおすすめです。葉っぱはふりかけにも。
10.大葉andパクチー 大葉は薬味やバジル替わりにシソベーゼ、パクチーはミント、ニンニク、レモン、油、塩でドレッシングにしたら抜群に美味しかったです。

Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。

よろしくお願い致します。

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