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見えない宝

by 豆野 仁昭
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あれよあれよとGWに突入しました。雨が今年は多いですね。畑もトラクターでかき回してしまうと、土がぐずぐずのネトネトになってしまうので、不耕起で草取りだけして植え付けてしまうことが年々増えています。耕さなければ、案外水はしみこみすぎずに表面を流れていくので、土の中が嫌気状態になりにくく、根腐れも発生しにくいです。デメリットは手作業が増えることと堆肥などを土中にすきこめないことですが、もともと手作業が多いし堆肥もあんまり使わないので、そんなには困っていません。極力トラクタを使わないこの方法で、土の状態は年々よくなってきていると感じています。毎年勉強です。

先日行ったカレーワークショップのレシピ起こしをしています。もうすぐ完成です。そして来たる5/22にも今度は我が家でムケシュの料理教室を開催します。内容はヨーグルトライスorタマリンドライス、そして旬のグリンピースorそら豆を使ったカレーになる予定です。興味のある方は予定を空けておいてください。

我が家の愛猫のキーちゃんが子供を4匹産みました。猫の子育てを見るのは初めてで、いろいろな発見がありました。
キーちゃんは、出産後すぐに子供たちを押入れの高いところに移動させました。子どもたちを寝かしつけた後、降りてきて、自分の食事やトイレや散歩を済ませ、子猫の鳴き声が聞こえるとすぐに戻ってきます。そして、キーちゃんのお姉さんのチャーちゃんは、時々子守を手伝っています。

チャーちゃんはキーちゃんの1週間前に1児を出産しましたが、逆子で難産だったせいかすぐに死産してしまいました。そのせいもあったのか、キーちゃんの出産時には自慢の舌使いでペロペロを子猫を舐め、第一児のへその緒を切って胎盤も一つ食べました。まるで母猫が二匹いるかのように仲良く子育てしています。

ヒヨコたちもすくすく育っています。食欲旺盛です。ミネラル補給に海の砂を置いてみましたが、ちょっとずつ減っているので食べていると思います。そして森の中の腐葉土も与えるようにしています。私たち人間の目には映りにくい小さな虫や微生物を食べてもらうのが狙いです。自然の中にあるもの、人間の目には中々見えにくいものに、人の暮らしを豊かにする要素があるのだなぁと実感するこの頃です。

4/4から久しぶりに長期滞在で19歳のかなでちゃんが来てくれています。かなでちゃんは⑤伝えれば⑩返ってくる見習うことたくさんの努力家さんです。農作業をテキパキとこなし、数々の家事+畑にある素材でおいしいオヤツやご飯をこさえてくれます。彼女は料理人志望で、知り合いのレストランの紹介で私たちとの縁がつながりました。料理の世界もピンからキリまで広いですが、農業もまさに同じです。誰のために作るのか、何を作りたいのか、どこで、誰と、いくらで、など選択肢は無数にありますが、一度決めたら方向転換も難しい土地や設備に縛られがちなビジネスです。私たちもまだまだ悩みながら、でもあります。悩みがなくなるなんて日が来るのでしょうか?

1,新玉ねぎ 葉っぱは終了しました。玉ねぎは生でも水にさらさず、空気に少し触れさせておけば辛味は消えます。
2.スナップ 旬のピークを過ぎ後半です。さっと塩ゆでだけで美味しい。
3、生ひよこ豆 こども野菜。珍品。さやごと塩ゆですると、さやの中の空気が破裂するので、蓋をして茹でることをすすめます。3分くらい茹でればオッケーと思います。
4.筍 朝採り筍。ぬかや米のとぎ汁、唐辛子を入れて茹でてあくぬきを。
5、グリンピース(or切干大根) 炊飯器で一緒に炊くと香りがよく移って美味しい。
6、絹さやor砂糖えんどう  旬に入ってきました。卵とじや炒め物に。
7,菊芋 キンピラ、ポタージュ、パスタ。ゴボウの代わりに混ぜご飯に使ってみました〇。じゃがいもとゴボウの中間のような味と食感。皮ごと使ってください。菊芋チップスをwwooferさんが作ってくれました。美味しい!
8,スナップW 旬は短いのでお楽しみいただければ幸いです。
9、にんにくの芽 頭のところを切り落として、炒め物に。
10.里芋(orラディッシュ) まもなく植え付け時期。
11.フェンネル 12、じゃがいも 13.新玉ねぎW 14、砂糖えんどう 15.甘夏
S6品 M7品   L10品  K15品です

野菜を梱包している野菜保存専用特殊プラスチック袋は1枚50円します。リユースしているので、ご協力いただけると助かります(*^-^*)

 

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