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米麹づくり

by 豆野 仁昭
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味噌づくりの季節ということで、今年は米麹づくりにチャレンジしてみました。木製の蒸し器をヤフオクで買ったので、家にあるかまどと釜で湯を沸かして、蒸し米を作ることができます。浸水はまる一日、温かい時期なら半日で十分でしょうか。お米は去年うちで育てた「大地の風」といううるち米を使いました。本当は米麹づくりには古米といって収穫してから年月が経ったお米の方が、菌糸が米の中心にまで伸びやすく好適です。

強火で短時間で蒸すことで、べたべたしないサラッとしたお米を蒸し上げることが重要です。通常40分で蒸しあがるそうですが、うちのは3段なので、途中で上下を入れ替え、1時間かけて蒸しました。

蒸しあがったお米を広げて、40-50℃くらいに冷ましたら、お米1kgにたいして1.5gくらいの種麹を振りかけますが、それより多くかけるのは問題ありません。よくかきまぜて全体に種麹を行き渡らせたら、温かいうちに紙の米袋に入れます。うちには麹室はないので、米袋に入れた米麹を、湯たんぽと布団で保温しました。袋の中で冷めないように大きな固まりのようにして入れ、発熱してくる2日目以降は袋の中で平らに広げます。温度をおおむね35-40℃の間で維持できるように、温度計で監視しながら、かけ布団の量を調節したり、袋の中の麹をかき混ぜたりします。

そんなこんなで種麹をかけてから丸三日間で、米麹ができあがりました。「こどものがっこう」ではこの米麹を使って味噌づくりをしました。

丸一日浸水した大豆は、かまどで炊いたせいか2時間弱とあっという間に炊きあがりました。

子供達のたくさんの手で、麹と塩をよく混ぜて塩切麹を作ります。人間の皮膚には通常、共生や相互利益をもたらす約1000種の細菌が住んでいるといわれます。また人間の大腸にも約1000種100兆もの細菌が住んでいるとされ、「私」はどこまでが「私」なのか考えさせられます。地球がありとあらゆる生命を内包し育むように、人間それぞれも小さな地球のようなものかなという気もしてきます。

カクレミノの葉は、「味噌蓋」との異名も持ち、重石をかける内蓋の下に敷くと、カビが生えにくくなります。時間に余裕があるときは、山へ葉っぱを取りに行き、味噌作りキットに同梱させてもらってますので、よかったら使ってみてください。自然栽培大豆の代わりに有機ひよこ豆でも同じ価格で販売可能ですので、もし変更をご希望の方はお申し付けください。

そろそろ苗づくりを始めなければ、とはやる気持ちですが、気温もまだまだ低く、心も体もいまいち乗り気になりません。年々、気候条件も変化し、つられるように生態系も大きく変わり、
今まで通りでは通用しないことが増えてきました。「サバイバル」というほど過酷な状況ではありませんが、それぐらいの危機感も持ち合わせながら、楽しむことを忘れず、日々の仕事や未来への備えをしていきたいです。

1,黒田五寸人参 冬が深まると甘味が増してくる時期です。茹でた人参を荒目にすったピーナッツと薄口しょうゆと砂糖で合える。
2.宮重大根 愛知の伝統野菜。大量で困るときはおでんで消費。素揚げして、カシューナッツ、ねぎ、椎茸等と生姜を効かせた甘酢あん炒めにすると美味しいそうです
3.菜花orブロッコリー さっと塩ゆで、油と炒めてもおいしい。これからますます旬。
4、ブロッコリーor白菜 ご近所の有機農家こどもやさい自然農園さん作
5,日野菜かぶ 滋賀の伝統野菜。漬物が有名ですが、半分に割ってグリルも〇
6.葉玉ねぎ 葉も炒め物など火を通して美味。玉ねぎの方は生でもいけます。
7,菊芋 ごぼうとじゃがいもの中間みたいな味。粕漬けが有名ですが、汁の具や炒め物にも。素揚げ、カレー炒め、パスタソース、ひじきの煮物に入れるのが好きです。
8,ブロッコリー
10,むらさき芋 コロッケ、ポタージュ、チーズケーキ、クッキー、タルト、プリンなど
アントシアニンやビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、食物繊維などが豊富に含まれており、健康に対する効果が期待できます。
11,紅ハルカ 12、葉ニンニク 13.絹さや 14.葉玉ねぎWor九条ネギ(香り強い)
15,里芋 しっかり蒸して塩だけでも美味しい。里芋団子やコロッケ、サラダも
S6品 M7品   L10品  K15品(Wで野菜があるので14-15品)です。
サツマイモと里芋は温かいところで保存してください(寒いと傷みます)

特殊プラスチック袋は50円します。リユースしています。ご協力いただけると助かります(*^-^*)

よろしくお願いいたします。

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