今年の野菜作りも終盤です。この秋は台風の被害は少なかったものの、長雨と日照不足で尾を引くようなダメージを受けました。来年以降も天候が不安定であると想定し、異常気象に強い作付計画を立てていきたいと思っています。
約5年前に自然栽培から自前の鶏糞と米ぬかを使った有機農法に徐々に切り替えて、自然栽培では不可能だった野菜も育つようになってきました。自然栽培の原則は「適地適作」で、育つものを育てる、という考え方です。有機農法に切り替えてからは少しその原則から離れており、とにかく色んな種類の野菜にチャレンジしてきました。毎年のように極端な異常気象が続くようになり、あらためて「適地適作」というものの重要性を感じています。適宜堆肥を投入しつつ、適地適作を追求していけば、ある程度の異常気象は乗り越えられそうな気がしています。
気候(温暖な気候と塩を含んだ強い風)、土壌(粘土質で肥料っ気がなく水はけも悪く硬い)、周辺環境を踏まえ、この地域のベストな有機農業を追求し、着実に成果を出し続け、少しずつでも有機農業が盛んになればいいなと思います。
前回の滝頭公園でのキャンプの続き。夜は雨がぱらつき始めたので、寛司さんが立てて置いたタープに救われました。
写真はアーダニンの店主が今回もカメラ係として撮影してくれました。jetchさんやこもぱんさんも美味しいオツマミをもってきてくれて、豪華なキャンプ飯になりました。我が家はチキンスープカレーとジャークチキンを用意。焚火でコーヒーも焙煎して遊びました。
翌日はモロッコさんとlien hair rhymeさんも合流し、ゆっくり朝ごはん。モロッコさんの来年の春夏用の帽子の撮影会も行い、みんなでモデルになりました。ちゃんと採用してもらえるか若干不安です。
我が家もウコン染めの様子とカレーパウダーの撮影を行いました。
この地で元気よく育つウコンのように、私たちもたくましく生きていきたいです。
11月3日(木・祝)9-14時、ささやかな収穫祭を開催します。さつま芋掘り体験や、鶏の炭火焼き、新米おにぎり、芋煮などをご用意する予定です。参加費は定期のお客様とご家族は無料、それ以外の方々は大人1000円、小学生500円です。雨天中止(前日に判断します)。お申し込みは電話、メール、お問い合わせフォームなどから、ぜひお気軽にご参加ください。
★今週の循環農法野菜セット
1.間引き人参 黒田五寸。セリのような香り。柔らかい部分を刻んで、天ぷらやエビやしらす、ジャガイモなど一緒にかき揚げ、チヂミ、オムレツにも美味しいです。人参菜飯も流行中っぽいです。
2.☆さつまいも 安納芋、ねっとり系。天ぷら、素揚げ、ソテー、焼き芋などに。
3.今市かぶ 葉っぱが美味しい奈良の伝統品種。収穫も終盤でやや硬くなってきたので、火を通して食べてください。
4.じゃがいも シャドークイーン。中が紫色。普通のジャガイモと同じ調理でOK。
5.オクラ(orナスorピーマンor赤モーイorバターナッツ) とげに注意。名残の味。
6.チンゲンサイ 夏の防虫ネット栽培のため軸部が細いですが、味わいはすっきりとして、歯ごたえもよく美味しいです。
7.☆サイシン 中国原産の葉野菜。チンゲンサイのように苦みがなく食べやすい。下軸部の硬い部分を切り除き、炒め物や汁の具に。
8.九条ネギ 薬味や汁の具に。こちらの都合で、複数回収穫するために根っこなしです。ご理解ください。
9.バターナッツかぼちゃ
10.玉ねぎ
☆は今日のオススメ野菜です。Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、(野菜室)で保存してください。
よろしくお願いいたします。