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19th Dec 2014 Organic Vegetable Box

by 豆野 仁昭
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全国各地で発達した低気圧の影響を受けて、荒れ模様の昨日一昨日でした。この地方は雪も空をパラつく程度でしたが、強風でいくつか破れてしまったビニールハウスが見受けられました。うちはビニールハウスがないので、こんなときは安気です。

干し芋を作っています。品種は安納芋と人参芋。まだ乾燥が甘く、ねっちょりしています。形や状態の悪いものをパクパク食べています。濃縮した甘みと歯にくっつくほどのねっちょり感がなんともいえず、ストーブでこんがり焼けば、まさに至極の一品です。

TVを見ていたら、徳川家康は皮つきのまま磨り下ろしたとろろ飯を好んだそうです。味付けは味噌とだし汁。我が家も家康に習って、たわしでよく洗い、ひげは焼き切って、皮つきで磨り下ろしたのを食べました。少し野趣な風味が立って、こっちの方が好きだと思いました。

先日、賞味期限が1年弱過ぎたするめを恐る恐る食べたのですが、めちゃくちゃ美味しくなっていました。買ったばかりの時にはなかった白い粉がいっぱいついているのですが、これはタウリン、ベタイン、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸などのアミノ酸が結晶化したものだそうです。ストーブであぶるだけで、醤油もマヨネーズもいらないほど美味しかったです。昆布も同様に、1-2年寝かしたものの方が、白く粉がふき、旨みがあるそうで、京都の料亭などでは、1-2年ものを問屋から仕入れているそうです。するめも置いておけば熟成したという結果は、日本酒飲みの自分には嬉しい発見となりました。

★今週の循環農法野菜セット
1.人参 すりおろして油と酢と塩胡椒を泡だて器でよく混ぜてドレッシングに。
2.タアサイ 油と相性がよく、人参と一緒に炒めると美味しいです。色が濃い割に苦みなど癖が少ないので、汁物など何にでも利用できます。
3.とろろ芋 皮を剥いてすりおろして醤油か味噌味のだし汁と割ればとろろ飯。
4.里芋 小さい芋は丸茹でしてから皮をむくと簡単。油と相性もよく、揚げ物にも美味しい。茹でた里芋とだし、醤油、酒、みりん、塩で炊く里芋ごはんも美味。
5.ポロネギ&白ネギ 葉っぱが平らで切ってあるのがポロネギです。輸入ものだと1本600円位。煮込みやスープ、火を入れてからグラタンの具などに。
6.葉付き大根 葉っぱは菜飯、漬物などにも。葉と根を切り分けて保存。大根おろしは煮物のいい煮汁になる。大根ステーキやサラダ、炒め煮なども美味しい。
7.かぶ 少量です。ベーコンと一緒に炒めると美味しいです。
8.春菊 葉と茎を分けてから調理を。葉はサラダにも美味しいです。
9.サラダパック サニーレタス、サラダからし菜、ルッコラのセット。
10.さつまいも 紅はるか。ねっとりして一番甘みが強い品種。卸先のレストランでは乱切りにして、ニンニクとオイルを塗って、オーブンで焼いていました。
11.正月菜 愛知の伝統野菜で、小松菜と同じように使ってください。

Sセットは6品、Mセットは8品、Lセットは11品です。よろしくお願い致します。

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