
久しぶりのコーヒー焙煎。夏に入ってから暑くてやる気にならなかったけど、今日は涼しいのでようやく重い腰が上がりました。薪から火を起こすのが手間なので、やるときはいつも2回焙煎します。うちで使っている網だと1回に250gが限界です。

娘はコーヒー豆を冷ますお手伝いをしてくれました。赤く燃える炎を見ると、何か安心するような、高ぶるような、相反する感覚がゆらめいて心地よいですね。娘も楽しいのか、歌ったり踊ったりしながら最後までこの場を離れずにいました。

日々の水やりに応えるように、バジルが元気にたくましく育っています。今日はペーストをたくさん作りました。ドライバジルを作るなら、茎から葉っぱだけちぎり、葉をトレイや網などに広げたら炎天下の車内のダッシュボードにおいておくだけ。1-2日でパリパリになるはず。パリッとしているうちにジップロックなどに詰めて冷凍するのがおすすめ。瓶などなら乾燥剤を入れたい。

温暖化のせいか大豆に実が入らないここ数年。高温に強いとされる品種に変えてみたがさてどうなるか。オーガニック界隈では常々固定種在来種への回帰が叫ばれ続けていますが、こうも気候が変わってくるとそれも難しくなってきたように感じます。蚊も飛ばないほどの暑さに適応できる品種こそ、次世代の固定種在来種になっていくのではと思います。
温暖化が止まるか逆進すれば話は変わってくるけれど、二酸化炭素の排出削減や植物による二酸化炭素の固定化が経済よりも重要な指標として扱われない限り、それは期待できなそうです。暑さなりの暮らし方と考え方に変えていくしかないのでしょうね。

Yahooニュースで見たのだけど、バスケの競技経験のない人が女子ミニバスのコーチになって3年で全国大会に出場するチームを育てたとのこと。今の時代を象徴しているなと思いました。あふれる情報をうまく利用する計算能力と柔軟性、そして考えを実現する主体性と行動力、走りながら考える速さと修正能力。経験や実績にあぐらをかいていられる時代ではないですね。私たちも新人の心持ちでがんばらねば!

夏休みのこどものがっこうの様子。お母さんが子どもに聞いた「夏休みやりたいことリスト」に、こどものがっこうをリストアップしてくれたそうで、嬉しいかぎりです。豊橋から電車とバスを乗り継ぎやってきてくれました。かまどでそうめんを茹でて、写真にはないけれどかなりダイナミックなコースで流しそうめん。我が家の夏野菜のかき揚げ、子どもたちのリクエストで米粉クッキー、クレープ、クラフトコーラも作りました。
人生を楽しむことに年齢も立場も関係ないし、私たちも教育者であるべきという感じではなくて、頼りになるオジサンオバサンというスタンスが丁度いいと感じるこの頃です。
子供たちとは対等に付き合いつつも、自然をリスペクトしたり、そのサイクルや恩恵に合わせた暮らし方や考え方を、ふわっと経験してもらえたら、私たちの役割としてはもう十分なんじゃないかと思います。
子供たちのなかで自ずと経験が蓄積し、少しずつ熟成していき、やがてその経験が心の背骨や骨格のようなものになっていくといいなと思います。