今朝、ついに我が家の名古屋コーチンちゃんが卵を産みました!
真ん中のが名古屋コーチン、左のがフランス軍鶏です。体も一回り小さいですが、卵も小さいです。
うちで名古屋を育てていてもなかなか体が大きくならないので、肉鶏を育てている養鶏家も大変だなと思います。
味は肉然り、卵もおいしいらしいので、明日の食べ比べが楽しみです。
「ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 遠藤秀紀 著 」
鶏と人類とのかかわりと、選抜・交配による進化の歴史や、人間の鶏に賭ける美意識・情熱など、人類文化学的に書かれた本です。
鶏の原種である「セキショクヤケイ」は大きさもオスが0.9kg、メスが0.6kgで、年に5-8個しか卵を産まないそうです。帰巣本能(卵を育てる意志)は強いです。
養鶏で最もポピュラーな「白色レグホン」は大きさはオスが2.7kg、メスが2kgほど、年に260-280個も卵を産みます。当然帰巣本能は薄いです。
鶏は風土や文化、経済に合わせて、人間の都合に合致して、いまこうして一般食として定着しています。日本国内でも約1.8億羽も飼育されているそうです。
古い日本では声がいいだけの鶏や、羽が美しいだけの鶏なんかも飼育していたそうです。(鎧などの装飾にも使ったらしい)
アジア、特にタイではいまだに闘鶏がさかんです。
鶏文化、おもしろいですね!w