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芋掘り&収穫祭を終えて

by 豆野 仁昭
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芋掘り&収穫祭、たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。たくさん芋を掘り、土の上を歩き、声を出し笑い、旬の料理を食べ、心地よい疲労感です。今回も参加者自らの楽しもう、面白がろう、という姿勢に大いに助けてもらいました。こういう気持ちを持つことが、目に見えない幸せかもしれません。定期のお客様との交流と日頃のご愛顧に感謝する機会として、また来年以降も続けていければと思います。

収穫祭のカレー用に、前日に鶏をしめました。鶏をしめるやり方は色々あると思いますが、なるべく痛くないようにと考え試行錯誤した結果、首の動脈を切って放血だけさせて、後は寝かした状態で動かないように、片手で顔を抑えて目を隠し、もう一方の手で体を抑えて1分くらい待って、静かに失血死させる方法をとっています。呼吸が止まったのを確認したら、お湯に30秒ほどつけてから毛をむしります。そしてお腹からお尻をナイフで開き、内臓を取り出し、体の中をよく洗います。作業自体はそんな大変でもないはずなのですが、全てが終わった後にはどっと重たい疲れがでます。こんなに疲れるんだったら、肉食わなくてもいいんじゃないか、とかも考えますが、うちの鶏のスープは本当に美味しいのです。それでもやはり現代人は肉を食い過ぎだよなぁと、鶏をしめるたびに思います。

全世界の肉の消費量は過去50年間で約5倍に増えているそうで、人口が約2.5倍の増加であることと比べると、世界的には肉食ブームが続いていると言えそうです。食欲に逆らうのは難しいのですが、もっと味わって感謝して食べるとか、量が少なくても文句言わずに食べるとか、硬くても上手に料理するとか、肉を食べるということ(うちの場合は育てることも)を丁寧にしたいと思うこの頃です。また今後、養鶏や屠畜について知りたい人向けのワークショップができればとも考えています。

温熱パンダ療術所のヤギのヤギちゃんも遊びにきてくれました。渥美半島がヤギ半島になって、除草剤の消費が減ったらいいなと思います。私たちの行動や考え方次第で、渥美半島産のオーガニックのヤギのチーズが気軽に食べられる未来もくるかもしれません。

★今週の循環農法野菜セット
☆1.九条太ネギ 縦割りに切ってから横に切ると薬味にちょうどいい大きさに切れます。大きめに切って蒸し焼きにしても美味しいです。
2.大根菜(or水菜) ツナと炒めると簡単。汁の具や塩ゆでして水気をしぼって菜飯に。
・水菜 まだ柔らかくサラダで美味。さっと茹でてもgood。水炊きや湯豆腐の具にも。
3.ラディッシュ サラダもいいですが、フライパンでソテーするとほどよく辛味がぬけて美味しいです。茹でてもよし。4.バターナッツカボチャ しっとり系。ポタージュスープやソテー、てんぷら、汁の具などに。かぼちゃジャムが我が家のブームです(塩酒粕と)。ポタージュは王道で好評
5.さつまいも 今日は紫芋です。蒸してスイーツやサラダ、サンドウィッチの具に。
☆6.春菊 さっと茹でたりサラダで美味しい季節。料理家の大塩あゆ美ちゃんは銀杏と春菊でかき揚げを作るそうです。
7.人参間引き菜 かき揚げや汁の具、チヂミ、オムレツなど、料理の香りづけに。8.正月菜 愛知の伝統野菜。小松菜のようにお使いください。
9.里芋 イカと煮物が美味しい。マヨネーズで里芋ポテサラも美味しいのです。
10.菊芋 ゴボウのような独特の香りが美味しい。味噌汁にも合う。素揚げが簡単で美味しい。漬物にしてもシャキシャキして合う。
11.ミックスリーフ 赤からし菜、サラダからし菜、わさび菜、ルッコラ。サラダに。
12,ニラ  13.玉ねぎ 14.大根葉 15.ラディッシュ 16.レタス

☆は今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット8品、Lセット11品、Kセット16品です。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊高級ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉)で包み、冷蔵保存してください。さつまいもは常温10℃以上で保存。

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