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Grazie tante!

by 豆野 仁昭
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GWから今日まで、ゲストの入れ替わりが多く、なかなか慌ただしい日々でしたが、たくさんの忘れがたい思い出ができました。アメリカ人のミカが興した小麦酵母を、イタリア人のフランチェスカが完成させてくれて、それがこれからの我が家の天然酵母として、何年活かし続けることができるか、とても楽しみです。イタリアのピッツェリアでは百年以上も続く天然酵母を使い続けているのが当たり前だそうです。私たちはこれからパンを焼く度に彼らのことを思い出すのでしょう。

田原市の伊川津というところにある雨乞山に登ってきました。頂上まで約45分くらいで、漆の木がちょこちょこあったので、肌の露出には気を付けなければいけませんが、それでも少し人の手(整備)が入っていて登りやすい岩山系の楽しい登山でした。見晴らしもとてもよく、田原で一番おススメできそうな山です。

以前ピッツェリアで働いていたというアレッサンドロがピッツァを作ってくれました。本当にたくさんの料理を作ってくれましたが、どの料理もとても美味しくて、日本で店を出したらきっと流行るだろうなと思うほどです。シンプルなコンビネーションで美しく力強い料理を作る技術とセンスは、日本人にはないものだなぁと思います。料理の美味しさの表現に「Bella(美しい)」という言葉を選んでいたのも印象的でした。

東京に向かう途中に富士山が見える所で一泊したいというので、本栖湖をおススメしたら、色んな流れで(笑)送っていくことになりました。その日はとても暑くて、泳げるほどでした。私たちは日帰りで、彼らはキャンプし翌日ヒッチハイクで東京までちゃんとたどり着けたそうです。自分の兄の家で2日間滞在した後、中国へと旅立ちます。

WWOOFのホストとしての活動を通じて、通常の農業だけでは見えないことや知りえない知識、多種多様な人たちとの出会いがあり、ありがたいことだなと思います。もちろん苦労もありますが、楽しく刺激的な日々を送ることができています。有機農家といえど社会環境に依存する不安的な存在ですが、豊かな自然や色んな人たちとの交流や経験が、不安定な世界を生き抜いていく力を育ててくれるような気がします。自分もこの渥美半島に永住するのか(できるのか)は神のみぞ知るわけですが、神様の気まぐれにも翻弄されないくらい、自分の道を生ききる力(知力・体力・精神力・(共感力))をつけたいなぁと思っています。

★今週の循環農法野菜セット
☆1.新じゃがいも キタアカリ。ほくほく系、茹でるだけでも美味しかったです。
2.レタス 萎れた葉野菜は水に漬けるか50℃洗いでシャキッと戻ります。ナメクジがいるかもしれません。外側を数枚はがして洗ってから冷蔵庫に保存してください
3.そら豆 終盤戦。薄皮も少し硬くなってきたので剥いて玉ねぎやジャガイモの皮と一緒に出汁をとるのがおススメです。アレスとあゆみちゃんが二人ともやっていました
4.エゴマの葉+青じそ 輪ゴムでとめてあるのがエゴマの葉、細く刻んで醤油(+ニンニク)で和えておくと、ご飯のお供に最適です。とめてないほうが青しそ。
☆5.赤玉ねぎ 色どりのサラダに。ドレッシングにも〇。炒めても美味しい。インドでは赤玉の方がスパイシーなので、カレーに使うそうです。
☆6.新玉ねぎ 水でさらさなくても辛味もほどよく甘くて美味しいです。炒めても甘みがすごい。アレスがフォカッチャの具にしてくれました。イタリア人も甘みにビックリ
7.にんにく イタリア料理には欠かせない。乾燥して保存しても◎
8.ズッキーニ or さつまいも(紅はるか)
☆9.ズッキーニ 初収獲。これから増えてくる初夏の野菜
10.グリーンピース 終盤戦。サヤから出して実を使ってください。よく火を通して。
11.切干大根
☆今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット8品、Lセットは11品。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉してください)で包み、なるべく冷蔵保存してください。さつまいも里芋は10℃以上保存。

宜しくお願いいたします。

 

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