[amazonjs asin=”B00RB9H3W6″ locale=”JP” title=”文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉”]
市場は短期的には投票計です。長期的には重量計です。
最終的には重さが肝心なのですが、短期的には投票数が重視されます。まずいアイデアよりもいいアイデアのほうが、厄介なことになりやすい。いいアイデアにも限界があることを忘れてしまうからです。
過去から類推して未来の成果を期待するのは危険である。
褒めるときは名指しし、批判するときは分野の不特定多数を批判する。
(バフェットとマンガーは)本や新聞ばかり読んでいる人間らしく体が硬い。考え方も似ていて、ビジネスは一生をかけて解決するパズルだと惚れ込んでいる。
ふたりとも合理性と正直が最大の美徳であり、興奮や自己欺瞞は過ちを犯す大きな原因だと見ている。
成功のルールを導き出すために、失敗の理由をじっくり考える。
子供を教育すると、両親が重んじる事柄を子供はいち早く吸収する。世界にどう思われるかだけを重んじる親なら、子供は本来のふるまい方を忘れてしまい、外のスコアカードに動かされるようになる。私の父は、内なるスコアカードが100%の人だった。
つまり徹底した一匹狼だったんだ。だが、一匹狼であることが目的の一匹狼ではなかった。人にどう思われるかを気にしなかっただけだ。人生をどう生きるべきかということは、父に教わった。父のような人にはその後、一度も会ったことがない。
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