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メンタリティ

by 豆野 仁昭
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GWがスタートし、近隣の田んぼでも田植えが始まっています。ここ数年で作付け放棄された荒れた田んぼが徐々に増えてきました。やはり農業者の高齢化と、お米の価格の低迷が原因です。全国的にも同じ傾向ではないかと思います。

病気の予防にネットでの育雛がいいという情報を見たので、試してみたら、なんというか精神的に弱いヒヨコばかりになってしまいました。ちょっとした騒音で失神して、そのままショック死してしまうことも。なのでもとのやり方に戻したら、弱弱しかったヒヨコも数日後にはみんな元気に強いヒヨコになりました。土を足で掘ったり、地面をついばむ、ということが鶏にとって大きな意味があるのだな、と強く実感させられました。

連休を利用し、親戚のココちゃん(小学5年生)が泊まりにきてくれました。息子(4歳)と一緒に遊んでくれています。家にいるとゲームばっかりやっちゃうので、畑に連れ出してできることを手伝わせたり、土をいじったり走ったり木に登ったり鶏の世話をしたりと、二人いることで2倍以上に楽しそうでした。

卵集め。1羽の雌鶏が2日に1個卵を産むのですが、卵をあたためたがる雌鶏が、春から夏の間に産卵箱に居座るようになります。私たちはこういう鶏を「あたため係」と呼んでいます。「あたため係」は卵をあたため続けないといけないので、食も細くなります(ご飯を食べたらすぐに戻ってくる)。多分卵を産んでいないので、人間にとっては役立たずの鶏です。私たちが毎日卵回収するので、いる意味がないのですが、卵がなくなっても一日中そこに居座り続けます。今5羽もあたため係がいるのでオイオイって気持ちですが、それでもこういう自然の習性は見ていて微笑ましいです。

★今週の循環農法野菜セット
1.絹さやエンドウ 背筋をピッと取って、炒め物や汁の具に。
☆2.スナップエンドウ さっと塩茹でしたり、炒め物、汁の具に。
3.尾張人参 3月に収穫して冷蔵庫で保管してあるものです。旬ではない季節に入ったため冬より味は劣ります。
4.さつまいも ベニハルカ。ねっとり甘い。天ぷらや素揚げ、ソテー、炒め物などにも。水分がだいぶ抜けてきたので蒸したら美味しかったです。
5.切干大根 近所の自然栽培農家Peacful Farm作。水でさっと洗って味噌汁にいれるのが簡単で美味しい。サラダにも。冷凍or冷蔵保存すると長持ちします(1年くらい)。
☆6.新玉ねぎ 薄くスライスして鰹節と醤油で生食。水にさらさなくても美味しいです。グリルしても甘く美味しい。
7.オランダえんどう(orニンニクの芽) 大莢の絹さや。背筋をとって炒め物に。肉厚なので火入れしてもくたっとしにくいので大胆に料理して大丈夫です。
☆8.ニンニクの芽 ジャンボニンニクと普通のニンニクの芽。先端のとんがりを落として、茎の部分を刻んで炒め物に。
9.ラディッシュ サラダや縦に4つにくし形に切ってソテーしても美味しい。
10.ジャガイモ 北海道、club大地さんの自然栽培ジャガイモ。

☆は今日のオススメ野菜です。Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、(野菜室)で保存してください。冷蔵庫に入れる前に洗ったり切ったり下処理をしてタッパーや袋に入れておくと、調理がスムーズになります。

よろしくお願いいたします。

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