昨日の雨と今日の風で、桜もだいぶ散ってしまったようですね。畑は春本番、といった感じで、収穫物は少ないですが、種まきや定植などの作業がてんこもりです。やらなきゃならないことを考えると頭が痛くなるので、頭の中のやるべきことを整理して携帯のToDoリストに登録し、上から順番に片づけています。それでもどんどん新たなToDoが発生していきます。仕事が落ち着くまでしばらく辛抱です。
ジャガイモの草取りをしました。ジャガイモは土寄せすることで地下茎を長くし、収量の増加と芋の緑化を予防します。通路の草は管理機で土寄せするときに取れますし、畝のてっぺんも草が土に埋もれるため除草できますが、畝の肩やサイドの部分は草が残ってしまいます。そこで草かきを使ってガリガリと削って除草します。
そらまめのBABY。そらまめの茎も空へ向かってグングン伸びていくので、実がつき始めた頃に芯を止めたほうが実が充実するそうです。うちは例年、芯を止めませんが、今年は暖冬の影響で樹が大きくなっているので、芯を止める予定です。
紫の実えんどう。品種名はツタンカーメン、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出土した豆の子孫といわれ、1992年に考古学者のハワード・カーターがツタンカーメンの墓を発掘した際に数多くの副葬品の中から見つけ、それを持ち帰ったカーターが発芽、栽培に成功し、「ツタンカーメンのエンドウ豆」として各地に広めたとされています。3000年も大昔の豆がはたして生きていたのかどうか真偽は怪しいですが、ロマンを感じさせる話です。
中の実は見た目は普通のグリーンピースと変わらないのですが、豆ごはんにすると、炊きたては薄緑の豆に白いご飯ですが、しばらく保温したまま置いておくと、豆ごはんがうっすら赤飯のように赤味を帯びてきます。収穫は来週くらいから、Lセットに入る予定です。
★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 柔らかいので、生でサラダでも、さっと炒めるだけでも美味しいです。葉っぱは豚肉と塩コショウで炒めるのが簡単で美味しいです。
2.スナップエンドウ 背筋をとって、さっと塩茹でや蒸しもの、炒め物にも。
3.絹さやえんどう 背筋を取って炒め物や汁の具に。
4..ラディッシュ 我が家では縦に切ってソテーして食べることが多いです。鮮度落ちが早い野菜なので、お早目にお召し上がりください。
5.ミニキャベツ 炒め物や煮込み料理、サラダなどに。今回で終了。次のキャベツはは6月に収穫予定です。
6.じゃがいも 北海道club大地さんの自然栽培・キタアカリ。
7.切干大根 近所の自然栽培農家・ピースフルファームさんの切干大根。さっと水洗いして、煮物やスープの具に。
8.汐止ねぎ トウ立ちが遅く、端境期に貴重なネギです。緑の部分もクセがなく、全体的に甘くて柔らかな味わいです。分けつして株を増やせるネギです。
9.人参 クリスティーヌというトウ立ちの遅い品種。甘みが強く人参臭さも弱いです。
10.里芋 赤い芽の芋は赤芽という品種で、親芋も美味しく食べれる里芋です。
Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。
よろしくお願い致します。