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早春の農作業

by 豆野 仁昭
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しばらく天気がいいので、農作業がはかどります。最近はニンニクと玉ねぎの草取りをしています。今年は堆肥づくりに力を入れようと思っています。鶏小屋の発酵床をフル活用して、毎月剪定チップ+米糠を投入し、鶏糞と混ざって発酵がすすんだ堆肥を、常時畑で使っていける仕組みを作るつもりです。鶏小屋で堆肥をつくるという工程が、循環というものをより強化する気がしていて、なにか気持ちがワクワクする今日このごろです。

4月末~5月どりのキャベツとレタスの苗が大きくなってきました。苗土の状態もよく、順調に成長してくれています。来週後半は多少温かくなってきそうなので、畑に定植できればと思っています。レタスは3月半ばまで順次種まきする予定です。今年は4回に分けてまきます。
じゃがいもの種芋もそろそろ植える予定です。今は日光浴をさせて芽を緑化させ、強い芽を作っています。収穫は6月予定です。去年は異常な日照不足で生育がめちゃくちゃ悪かったのですが、今年はどうなるでしょうか。

ネギの苗づくりも始まっています。これは下仁田ねぎ。ネギには1本ねぎと分げつねぎがあって、1本ネギは種でしか増殖できませんが、分げつねぎは種での増殖以外に、枝分かれすることで増殖できます。なので1本ねぎの下仁田ねぎとポワローはこうして毎年種を蒔いて育てます。分げつねぎの九条ねぎと越津ねぎはまだたくさん畑にあるので、植え替えて増殖させます。

里芋もそろそろ種芋の選別を始めています。きれいで大きいものは出荷用、親芋や大きくて虫食いがあるものは種芋、小さいものは鶏のエサ用に煮ます。種芋の定植は早く植える人は3月に植えますが、気温が低く発芽までに時間がかかり、その間に草がびっしり生えるので、うちでは5-6月にのんびり行います。

★今週の循環農法野菜セット
1.大根 畑で植わっている大根の葉っぱを切り落すことでトウ立ち(開花)を抑制し、食味の劣化を遅らせています。
2.人参 クリスティーヌというトウ立ちの遅い品種。甘みが強く人参臭さも弱いです。
3.下仁田ねぎ 冬は玉ねぎの代わりにもジャンジャン使います。
4.里芋 赤い芽の芋は赤芽という品種で、親芋も美味しく食べれる里芋です。  
5.菜花ミックス 菜花・小松菜・ルッコラ・チンゲンサイ・紅苔菜などのミックス。ルッコラは辛みがあります。
6.子持ち高菜 縦にスライスして、炒め物やソテーがおすすめ。カリッとした食感と僅かな辛みがあります。
7.じゃがいも(or茎ブロッコリ) 北海道・秋場さんのトヨシロです。揚げ物や煮物に向いています。
8.さつまいも 金時。ほっくり系。
9.ミニキャベツ 炒め物やポトフ、サラダにも。
10.春菊(orごぼう) おひたしや炒めもの、葉っぱはサラダ、ナムルにも。
11.スナップえんどう 少量ですが、春の味を楽しんでください。

Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは11品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。さつまいもは常温保存(14℃以上)

よろしくお願い致します。

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