9月20日23:30に第一子となる男の子が誕生しました。
分娩時間は3時間半と、初産にしてはとても早く出てきました。
畳の部屋で、ゆったりと、助産師さんの手によって、赤ちゃんが顔を出し、とりあげられ、へその緒が繋がった状態で、母子がようやく対面しました。
なんだか夢のような体験と時間で、現実感がありませんでした。
ビデオを撮ったので、落ちついたら見たいと思います。
5日経ち、退院を迎えました。
おっぱいを吸う力も強くなり、まだまだ一人では何もできないチビですが、恐怖に叫び、満腹に安心し、 違和感に叫び、収束し眠る、まだまだ獣のようですが、人間らしい人生を歩み始めています。
自分の中に今だかつてなかった子どもへの愛情や執着や希望や恐れが生まれては消えていきますが、チビも 一人の人間として、孤独に立ち向かい、人と交わり、悩みながら、成長し強くなっていくのでしょう、順調にいけば。
チビに対する自分の感情をみて、自分も変わっていくんだろうな、自分の中の自分のウエイトがどんどん小さくなっていきそうな、家族が大きくなればなるほど、そうなる気がしています。
小さくなった自分はきっとカチンカチンに堅い頭で、子どもに説教するんだろうな。
子どもが生まれるなんて平凡なことですが、有り難い、幸せな日々刻々を感じています。
欲張らず、要求せず、世間のため家族のためにできることを自分なりにやって、子どもの無事と成長を願うのがいいかなと思っています。