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パーマカルチャー

by 豆野 仁昭
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NZのRAINBOW VALLEY FARM について勉強中。20haもの敷地で、木を主体にしたパーマカルチャー農園です。problem is solution. 木のコンポストの生産とミミズの繁殖、鳥類が集うことで害虫を抑制する、水源と流れに従うデザイン、果樹とサトウキビの混植、自然界にゴミはない、家を作るために奪った緑を取り戻す、など魅力的なアイデアに溢れています。 こんな暮らし方や自然との関わりを、私たちの農場でも表現できたらいいなと思っています。

具体的に実行に移すとしたら、木や林とつながる農業のあり方を模索したいです。現代の畑といえば一面すべてを均一にトラクターで耕され、足りない栄養を肥料として運び込んで、豊かな土を目指していきます。パーマカルチャーな畑を描くとしたら、木の落ち葉が虫の隠れ家や餌となり、虫たちの排泄物が植物の栄養になる循環です。家の目の前に新たに借りた土地では、そんな循環のある庭を描いていけたらと思っています。またコンポストトイレはもちろん、キッチンやお風呂などの生活排水も田畑で循環的に利用できる仕組みと暮らしを、いつかデザインできたらいいなぁと思っています。

雄鶏を4羽捌きました。毎回、内臓をどう料理するか迷うのですが、今回はレバニラならぬレバ葉ニンニク、ハツのバジル塩ソテーと睾丸のバタークリーム。

自分で孵化させ、毎日休まず育て、命を絶ち肉にする、最初から最後まで手がけ見届けることに経済的価値はないのでしょうが、自分は自分の手を汚して自分の糧を得ることが好きです。美しくなくてもいい、美味しくなくてもいい、人に好かれなくてもいいから、心に素直でありたいと思います。

かぼちゃの種まき。最初はまさかりかぼちゃ、そして冬用のバターナッツかぼちゃなどは5月頭ごろに植える予定です。

九条ネギの育苗中。今年は夏野菜のコンパニオンプランツとして活用していく予定です。

有機農業の春は忙しいです。野菜の苗が育苗ハウスに満杯、そしてもうすぐお米の籾播きの準備もしなければ!新しく取り組みたいこともたくさんあるのですが、焦らず優先順位をつけてこなしていきたいです。

★今週の循環農法野菜セット
☆1.新玉ねぎ 春の野菜。新玉ねぎの収穫がスタートしました。実は生食、葉は炒め物に豚肉と塩コショウとゴマ油で一緒に炒めると美味。近所のおじさんも絶賛の玉ねぎ。
☆2.絹さやえんどう 食感が残る程度に醤油でさっと炒めるだけでもおいしい。
☆3.スナップエンドウ 食感が残る程度に塩ゆでが好きです。
4.汐止ネギ 吉蔵ねぎより細く柔らかい。トウ立ちの遅い晩生の品種です。
5.さつまいも 紅はるか。寒い冬を越したので甘味が増しています。
6.切干大根 PeacefulFarm作、自然栽培の切干大根です。味噌汁に少しいれるだけでかなり甘い出汁が出るのでおすすめです。サラダにしてもおいしい。
7.ソラ豆リーフ ホウレンソウのような食感。葉はサラダやさっと湯どおししたり炒めたり。茎は細かめに刻んで。花もサラダでGood。天ぷらにしても食べやすい。しおれやすいので早めに料理しましょう。
8.黒田五寸人参 もうすぐトウ立ち。冬を越えたどの野菜も花をつける季節です。春がゆえの苦味やスが入りやすかったりしますが、自然を感じてもらえたらと思います。
9.じゃがいも 北海道自然栽培サヤアカネ。甘味があって煮崩れしにくい。
10.菜花 まもなく終了。菜花の苦味には解毒作用があると科学的にいわれています。
11.新玉ねぎW 12.葉にんにく 13,スナップw 14.ルッコラ菜花 15.絹さやW
☆は今日オススメ野菜。Sセットは6品、Mセット7品、Lセット10品、Kセット16品です。野菜は新聞+ビニル袋(野菜用の特殊高級ビニルなので、空気が出入りしないよう、開け口を絞って密閉)で包み、冷蔵保存してください。農薬を使用しないため虫が混入することがあります。よく洗ってから料理してください。

よろしくお願いいたします。

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