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エンドウラッシュ

by 豆野 仁昭
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クロネコヤマトの自動運転による配達テストの進展に驚きました。ロボットが運転したり、働いたりすることで、人間の仕事がなくなっていくとしたら、未来の人間のやることはただただ幸福追求になるかもしれません。映画マトリックスの中で、機械が人間をプラグにつないで、溶液に漬けて栄養管理し、最も幸福を与える仮想空間を脳内に見せることで良好な精神状態を生み出し、そのエネルギーで機械のための発電をする、という設定を思い出しました。人間が機械に制御されることが、最も効率的に人に幸福感を与える方法になるならば、それを積極的に受け入れていく人も割とたくさんいそうです。

農業は土を耕し種を蒔く物質的な仕事ですが、農作業に精神的充足感が感じられたり、情報発信で何かしらの価値を生み出しているとすれば、精神的な仕事なのかもしれません。また欲望は限度がなく忌み嫌われますが、生や時間や資源や幸福には限度があるからこそ価値があるのではと思います。もし人類が幸福と欲望を混同し、あらゆる欲望をバーチャルで処理していく決定をしたら、その時点で人間は自らの理性を放棄したといえそうです。

息子が産まれた年に植えた八重桜は4mくらいになり、今年やっとたくさんの花を咲かせました。背が高すぎるので花を楽しんで葉や花を塩漬けにしたら剪定する予定です。 息子も無事に大きくなりました。 5年目。

定期的に野菜を買ってくださるあゆみ食堂さんのレモンケーキ。時間や空間が口の中から膨らんでいくようなそんなレモンケーキでした。色々考えさせられました(もちろんいい意味で)。

オランダえんどうを今年初めて育てています。普通の絹さやの3倍くらいの大きさですが、肉厚ですが意外と柔らかく、炒め物には最適だと思います。収穫時期をずらすために、早生品種と晩生品種を育てていますが(オランダは晩生)、結局収獲時期は1週間くらいしか変わらず、なかなか長期間の収穫は難しいです。それでもつないで5月の中旬くらいまで収穫が続けばと思っています。

スナップえんどうもたくさん取れ始めました。えんどう類は収量の増加が急激なので、水のようにダボダボ取れる、とネガティブに言いたくなるくらい鈴生りになっています。

★今週の循環農法野菜セット
1.筍 近所の榊原さんが掘った筍。頂点から十字に切り込みを入れ、米ぬかか米のとぎ汁で茹でて30分くらい茹でて、そのまま半日置きます。皮をむいて料理。
☆2.スナップエンドウ さっと茹でたり、炒め物、汁の具に。
3.尾張人参 3月に収穫して冷蔵庫で保管してあるものです。旬ではない季節に入ったため冬より味は劣ります。
4.さつまいも ベニハルカ。ねっとり甘い。天ぷらや素揚げ、ソテー、炒め物などにも。水分がだいぶ抜けてきたので蒸したら美味しかったです。
☆5.絹さやエンドウ 背筋をピッと取って、炒め物や汁の具に。
☆6.新玉ねぎ 薄くスライスして鰹節と醤油で生食。水にさらさなくても美味しいです。グリルしても甘く美味しい。
7.切干大根 近所の自然栽培農家Peacful Farm作。水でさっと洗って味噌汁にいれるのが簡単で美味しい。サラダにも。冷凍or冷蔵保存すると長持ちします(1年くらい)。
8.オランダえんどう 大莢の絹さや。背筋をとって炒め物に。肉厚なので火入れしてもくたっとしにくいので大胆に料理して大丈夫です。
9.ミニキャベツ サラダや炒め物、スープの具などに。今回で終了。
10.ジャガイモ 北海道、club大地さんの自然栽培ジャガイモ

☆は今日のオススメ野菜です。Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、(野菜室)で保存してください。冷蔵庫に入れる前に洗ったり切ったり下処理をしてタッパーや袋に入れておくと、調理がスムーズになります。

よろしくお願いいたします。

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