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遺伝子組み換え作物について考える

by 豆野 仁昭

 

「足りないのは食料ではない、お金だ」との指摘もあり、現代では全人類に必要な食料の1.5倍が生産されており、貧困にあえぐ国々で本当に必要なのは、汚職や暴力の抑制と、最適な富の分配だと思われます。また低コストを謳うGM作物が非GM作物より生産性が高いというエビデンスも信憑性に乏しいようです。この映画を見て、私たちが企業や政府のビジネスを知り、選択によって良い未来を作ることの大切さを再度考える機会になりました。

 

  GMO作物×農薬+化学肥料 Non-GMO作物×農薬+化学肥料 Non-GMO作物×無農薬+有機肥料
社会経済評価 〇 たくさんの収穫  〇 たくさんの収穫 △ 不安定、知識や技術が必要
環境評価 × 遺伝子汚染、農薬耐性、環境汚染、生態系破壊 △ 農薬耐性、環境汚染、生態系破壊 〇 生物多様性、過剰施肥などの悪害もありうるが、やり方次第。
個別経済評価 × 大規模化による借入返済、農薬や種のパテントの支払いが大きすぎて、農家の所得が増えない。 △ 価格競争になりがち。機械化、合理化など高コスト、薄利多売。 △ 収量が知識や技術に大きく左右される。販売ルートの確保など営業力も必要。
持続可能性 × 人間や動物たちの健康被害が実体化しつつあり、アメリカでは社会問題になっている。 △ 自然農薬の利用などで、人体や生態系の悪影響をなくすことが課題。 △ 現代のようにたくさん肉を食べ、たくさんの食料廃棄するならば、すべてをオーガニックで賄うことは困難。

栄養・健康評価

× グリホサートの発がん性、皮膚疾患、アレルギー、精神疾患、プレハーベスト △ 皮膚疾患、アレルギー、精神疾患、プレハーベスト

〇 特に問題ない

総合評価

× 生産者も消費者も、自然環境にもいいことが全くなく、得するのは利権者だけと考えられる。 △ 石油を食料に変換するような技術。オーガニックに移行する過渡期の技術としての位置づけをしたい。

〇 不毛な争いや差別をなくし、自然や一部の人々からの不当な搾取を拒む倫理が必要だと考える。

※あくまでも私が知り得たレポートやデータに基づいた個人的な見解です。

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