ミッション

有機食品を買う時間がない忙しい方々に、
健全で健康的な有機野菜や卵や加工品を、
お手頃な価格で畑から直送します。

 

私たちは農薬や化学肥料を使用せず、美味しい野菜や米などの農作物の生産と、鶏・ヤギなどの家畜が共存する草畜平衡の循環型農業を目指します。

  • 農薬、化学肥料、除草剤を一切使用しません。工業化や科学技術を否定する意味ではありませんが、なるべく石油資源に頼らず、自然生態系を棄損しない農業は、私たちにやりがいと喜びを与え、心を穏やかにし、永続性のある暮らしにつながると考えています。
  • 私たちは平飼い自然養鶏に取り組んでいます。生ごみや米ぬか、野菜くずを発酵させて鶏に与え、鶏糞を堆肥化し畑で利用します。有機農業と自然養鶏における人と野菜と鶏の関係は、それぞれの生理に適った相互補完的な循環です。
    鶏小屋の床土には地域の雑木の剪定チップや森の落ち葉を敷くことで、発酵・堆肥化を促しています。畑の虫や雑草、牡蠣殻などの粗飼料を与え、屋外の広い放牧スペースを確保するなど、ワクチンや抗生物質を与えなくても健康に育つような自然な飼育環境の充実に努めています。
  • 在来種や固定種、自家採種の種子のみを使用しています。固定種の野菜はF1種に比べると生育スピードは遅く、味や形が不揃いになったり、柔らかいため貯蔵性が落ちることもありますが、私たち自身の手で種を繋ぐことで、種に感謝し、種と関係を築いていきたいと考えます。

 ※JAS認定の有機農業(有機野菜)では、約40種類超の殺菌剤と、約50種類弱の殺虫剤の使用が認められています。私たちは有機JASの認定農薬も含め、一切の農薬を使用しません。

「人間性について絶望してはならない。なぜなら我々は人間なのだから」とはアインシュタインの言葉です。自然、気象、人類、科学、戦争、何もかもが危ういバランスに成り立っています。自然や平和の脆さに気づき、歴史や科学から学び、我々の無知を悟り、共感の輪を自分から全自然へと広げていくことが大切なように思います。

農薬を使用しない理由

殺虫剤、殺菌剤、除草剤、土壌消毒剤、フェロモントラップなど、様々な農薬がありますが、ホームセンターに行けば買える日用品になってしまいました。また水や土から作物に吸わせる浸透系農薬の使用も年々増加しています。農薬による農業者自身の健康被害だけでなく、生態系、土壌、地下水、海水など自然環境への悪影響が懸念されます。養蜂が盛んな欧州ではミツバチ減少の原因の一つとされるネオニコチノイド系農薬を使用禁止とする国々も増えてきました。

If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.
「もしミツバチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられないだろう。ミツバチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる」 アルバート・アインシュタイン

突然変異によって農薬耐性を持つ虫が現れると、その虫だけが大量発生し、生態系は均衡を失い、農作物にも大きな影響が及びます。生命サイクルが短い大量に産卵する小型の虫は、突然変異で農薬耐性を獲得することで生き延びることも可能ですが、それらを捕食する大型の虫はそうもいきません。

私たち有機生産者も、自然をまったく破壊せずに農業を営むことは不可能ですが、自然生態系に十分に配慮した永続可能な農業を模索することが大切だと思います。

 

化学肥料を使用しない理由

化学肥料は農業者にとって軽くて扱いやすく、作物にとっても効率よく吸収されます。ですが土中の微生物にとっては餌になりません。微生物がいなければ、土中の有機物や生命の循環がなくなるため、土が硬くなります。化学肥料だけを投入していると土はますます硬くなって、根が伸びにくくなるので、慣行農法でも有機肥料と化学肥料を併用しています。また畑への過剰な有機肥料・化学肥料の投入は、作物や微生物に消費されることなく地下水や海に浸透し、自然生態系を棄損します。

有機栽培や自然栽培(無肥料栽培)の野菜の方が、生きようと精いっぱい根を張った故の滋味深い味わいがあるように思います。堆肥作りや運搬には手間がかかりますが、私たちは農園内の循環を大切し、楽しんで野菜を育てていきたいと思います。

 

草畜平衡の循環農法

1970年頃までは、畑の周辺の雑草は牛やヤギなどの家畜動物の大切な食料でした。「物とお金」ではなく「時間とお金」を交換することが増えた現代社会において、家畜の雑草給餌は不効率で、雑草は害虫や病原菌の発生源と見なされ、除草剤で定期的に駆除されています。家畜たちはコンクリートや金網の上で暮らし、エサの多くは遺伝子組み換えされた輸入飼料に変わりました。土の上で草を食むことはなく、せまい檻の中で与えられるエサを食べています。健康を薬剤や化学物質で補うことが是とされている現状は、食品の安全性の問題だけでなく、私たちの生存意義を破壊しているように見えます。

草畜平衡とは「草と家畜のバランス」という意味です。売上目標から頭数を決めるのではなく、その土地でまかなえる餌の量から飼育数を決める、ということが健全かつ自然な畜産であり、理にかなった農業だと考えます。

 

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