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来年は鶏年

by 豆野 仁昭
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今週は暖かい日が続きそうで、今日も風もなく農作業日和でした。年末なのでうちでも大掃除を少しずつ初めています。古民家なので、使えそうで結局使わないような、たくさん粗大ゴミやらガラクタが出てきます。古民家暮らしあるあるでしょうか。

鶏がいま60羽くらいいます。米ぬかが手に入らないときは、餌の確保がなかなか大変ですが、最近はサツマイモのB品を茹でてあげていました。ある程度成長すると、それ以上は体は大きくならないので、適度なところで〆てお肉にしないと、損益分岐点をどんどん超えていくなぁと、ようやく自分も気付いてきました(遅い)。年をとった雌鶏もしかりで、卵と産む数が減ってきたタイミングと、お肉が美味しいタイミングと、いい頃合いを定めなければ、経営としては成り立ちそうにありません。

野菜くずの循環+鶏糞肥料+卵が手に入ればラッキーくらいの気持ちでスタートした自然養鶏でしたが、そろそろ方向転換の時かなという気がしないでもありません。鶏はかわいいですが、私たちにとっては暮らしの糧、食べ物ですので、過剰な愛情は入れないように気をつけています。いじめられっこだった黒ちゃんも他の鶏以上に大きく成長しました。

栗原はるみさんのレシピで大根ステーキを作りました。かつおだしで大根を下茹でしてから、フライパンにオイルを引いて焼いて、塩、こしょう、醤油、バターで味を決めます。とっても芳醇な味わいで、主菜的おかずとして十分な味で、お米にも合います。

湯谷温泉にオソトデの忘年会に出かけた妻が、朝市で内山さんに偶然会ってきました。カフェ爾今さんの紹介で、私たちに最初に鶏を譲ってくださった方です。プーレノワールというフランスの黒い鶏を1,000羽くらい自然養鶏で飼っていて、その肉質の良さで、飲食店を中心に卸しています。息子さんがこれから一緒に手伝うそうで、もう1000羽くらい増羽するそうで、すごいなと思います。焼き鳥と二色丼をお土産に買ってきてくれましたが、どちらも絶品でした。鳥インフルエンザの問題もありますが、今月号の現代農業(本)の特集も鶏、来年の干支も鶏、ということで、これから自然養鶏も少しずつ盛んになっていくといいな、消費者の方の選択肢を増やせるよう、うちも少しは頑張らなければ(自給レベルを超えていかねば)と思う次第ですが、はたして・・・。

★今週の循環農法野菜セット
1.国富大根 岡山の在来種。肉質も緻密。煮物やおでん、大根ステーキ、おろしに。
2.さつまいも 金時。ほっくり系。天ぷらやコロッケ、お菓子づくりに。
3.九条ねぎ 柔らかく香りのいいネギ。蒸し焼きにすると美味しい。
4.ミラノかぶ 少しスが入ってきていますが、火を通すと柔らかくとてもジューシーになりますので、蒸し焼きや煮込み、スープにおすすめです。
5.ルッコラ 人参やカブなどとサラダや、肉魚料理の付け合わせに。露地ものなので少し固めです。気になる方は火を入れてください。
6.黒田五寸人参 長崎の伝統品種。寒さにあたり甘くなって葉も傷んできました。
7.じゃがいも(or菜花) 北海道・秋葉さんの自然栽培じゃがいも。
8.バターナッツかぼちゃ 取引先レストランではサラダに使っていました。ポタージュスープやこんがりソテーにも。
9.紅芯大根 浅漬けが色もきれいで美味しいです。
10.菜花 暖かい日が続くと収穫量が増えます。イタリア菜花は少しほろ苦。パスタやマカロニとサラダ風にしたり、炒め物に。

☆は今日のオススメ野菜です。Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、(野菜室)で保存してください。
季節柄、アブラナ科の葉野菜にアブラムシがいることがあるのでよく洗ってください。

 

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