Home 日誌日常 VOTE OUR PLANET

VOTE OUR PLANET

by 豆野 仁昭
0 comment

「VOTE OUR PLANET」

アウトドア製品のトップブランドpatagoniaが今年(2016年)の参議院選挙の際に掲げた意見広告の見出しです。一企業が政治的なステートメントを表明することは、業績やブランドイメージに不利益になることを懸念されるのが実情です。特に日本では「郷に入っては郷に従え」「空気を読め」など、意見対立や議論を極度に嫌がる傾向があります。

とても単純なことだが、僕らはおしまいだ、健全な環境がなければ。

僕らは、家族や地域の幸福を守ってくれるリーダーを選ぶ必要がある。そのリーダーとは、きれいな水、空気、土を大切にし、気候変動対策と再生可能エネルギーへのシフトを勇気を持って進める人だ。僕らがそのような行動を取らなければ、そして人類のために意義のある問題に賢明な一票を投じなければ、子供たちの将来とその他の野生について気にかけない誰かの思うつぼなのだ。

http://www.patagonia.jp/patagonia.go?assetid=100525

政治的なステートメントを表明することはとても勇気のいることです。ですが、私も売上以上に大切なものがあると信じています。私たちの健康であり、地球そのものの健康です。もっと多くの自然を愛する企業や個人が、勇気を出して信条を表明してほしいと思います。宗教や信仰の違いを互いに受け入れるべきように、政治的意見の違いも受け入れればいいはずです。

選挙はもう終わってしまいましたが、次の選挙までにできることがあると思います。それは自分の希望を知り、表明し、対話できるようになることだと思います。投票権を行使しない若い人が多いのも問題です(20代32.58%、30代42.09%、40代49.98%、50代60.07%、60代68.28%・H26衆議院選投票率)。

政治家に希望を託すのでなく、自分の意見に希望を託すべきだと思います。だからこそ、政治家だけでなく、我々自身が学び、考え続ける必要があると思います。

[amazonjs asin=”4478017921″ locale=”JP” title=”レスポンシブル・カンパニー”]

私はpatagoniaのようにビジョン(理想・希望)を持っており、それを臆せず表明できる企業がもっと増えてほしいと思います。同じようなビジョンを持っている企業はたくさんあるような気がします。

0 comment
0

Leave a Comment

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください