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文化の厚み

by 豆野 仁昭
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昨日、一昨日と強風が吹いて、葉野菜の先端が少し黒っぽく風焼けしてしまいました。ご了承ください。ズッキーニも何本か折れてしまいましたが、そのうち脇芽が生えてくるので大丈夫でしょう。トマトやナスなどの支柱などもほぼ設置し終えたので、春の繁忙期もほぼひと段落です。

5月18日に田植えした田んぼ。根付いてくれたようで色も乗ってきました。手で植えたせいかとっても美しく見えるのは気のせいか。でも作る人の意識は何かしらの作用を起こす気がします。

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えごまの葉も大きくなってきました。我が家ではニンニクと醤油と唐辛子と胡麻油で1晩漬けてから食べています。ご飯のお供に最高です。こないだ天ぷらにしたら長時間揚げすぎたようで、風味が抜けてしまいました。

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鶏小屋の床土で堆肥づくり。いい堆肥を作ることが、野菜作りを楽にしてくれます。スムーズな野菜の成長が、人の手間を減らします。また微生物のたくさん住む柔らかな土が、草取りを楽にします。堆肥づくり、土づくりが基礎で、その上に野菜ができるのだと思います。基礎に合った建物を立てる。土に合った野菜を育てる。自分に合った仕事をする。足りなければ工夫し、補うことができるのが人間であり、農業で言えばそれを助けてくれるのが鶏などの家畜たちなのかなと思います。動物(家畜)と人の共生関係というのは根深く、狼(犬)は12000年前、山羊と羊は10000年前、猪(豚)と牛は8000年前、馬は5000年前、鶏は4000年前から人に飼育されるようになったそうです。

ヨーロッパのウーファー達と接して思うのは、食事はみんなでなるべく一緒にとるため、飯が冷めても構わず10分以上も平気で待ち、家族との食事や会話の時間を大切にします。議論に慣れており、意見の対立を受け入れることができる、いい意味での個人主義、自由主義です。ヨーロッパはアメリカやカナダとは違うなと感じます。たまたま育ちのいい優秀なウーファーを多く受け入れているせいかもしれません。でももし誰かが留学したいと相談してきたら、ヨーロッパをすすめたいです。

★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.ミニキャベツ 炒め物やサラダ、スープに。開花に向けて玉が割れはじめました。
3.リーフレタス しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
4.じゃがいも 北海道・club大地さんのさやあかね。来週か再来週から新じゃがを収穫・出荷予定です。
5.ズッキーニ 油多めでこんがりソテーがおすすめ。焼く前に塩を振って水分を落とすとワンランクアップの美味しさです。
6.大葉 薬味やバジル替わりにシソベーゼ、ドレッシングにも。ドレッシングのレシピは酢1、オイル3、塩、砂糖、ハチミツなどを適量入れてフォークなどでよく混ぜる。
7.かぶ 少量です。近所の自然栽培農家ピースフルファーム作。ソテーやスープに。
8.切干大根 切干大根はお客様からヨーグルトで戻すレシピをお聞きしました!
9.間引き人参 葉っぱも一緒に米粉の天ぷらがおすす。葉っぱはふりかけにも。
10.バジル 炒ったナッツとオイル、塩でペーストに。色止めするには茹でた後、冷水で冷やし、ミキサーやすり鉢でなるべく熱がかからないようにすること。
11.ズッキーニ Lセットは倍量です。

Sセットは7品、Mセットは8品、Lセットは11品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。

よろしくお願い致します。

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