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フランスから1年5か月

by 豆野 仁昭
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今日の夜から雨が降りそうなので、昨日からバタバタ慌てながら畑の準備をしました。昨日は枝豆の種まきとズッキーニとトウモロコシの追肥、今日は収穫作業後、マルチを張って、モロヘイヤ、空芯菜、ツルムラサキの種まきと、唐辛子の定植をしました。この地域の土はとにかく重くて、表面はカラカラでも地面の中はねっちょり陶芸の土みたいなので、作業性がすこぶる悪いのです。トラクターをかけるのもベストのタイミングをつかむのは難しいのです。まあ苦労した分、美味しい野菜が育ってくれれば結果オーライなのですが、どうなんでしょうか?収穫とか美味しさというご褒美についついとらわれがちな自分が、実に近視眼的な気がして嫌になることもありますが、遠くのものも見えるように意識して、バランスよくいきたいです。

コーヒーロースターを手作りしつつ、改造しつつですが、着地点が見えません。形にはなったのですが、やはり蒸らしながら炒らないと、味が抜けてしまうような感じがします。直火がいいとか遠赤がいいとか自分の中で情報が錯綜してしまいましたが、とりあえず鉄のフライパン+金属の蓋が、今の自分には最高のコーヒーロースターかなという気がします。自分の好きな味を求めて、豆のポテンシャルを最大限引き出すべく、これからも研究は続きます。

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フランスからウーファーカップルが来ています。彼らも長い期間旅行しており、7-8年勤めた仕事を辞めて、2015年の1月から旅行中だそうです。男性のトーマはフェアトレードの支援組織で、女性のカティアは科学系のイベントプロデュースの会社で働いていたそうです。ブラジルまで40人乗りくらいのボートで太平洋を横断し、南米各地を回り、ニュージーランド、カンボジア、ラオスを経て、先月日本に来たそうです。来月には帰国予定とのこと。私たちが最後のウーフホストになるので、いい経験、いい思い出になってくれればと思います。

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写真に映っているのは中村くんという近所の青年で、友達の山口接骨院の従兄弟だそう。英語の勉強がてら今日からしばらく手伝いにきてくれています。英語もフィリピンに語学留学していたそうで、かなりペラペラです。農作業は初日から結構ハードワークでしたのでお疲れ様でした。今日のランチはカレーうどんとサラダでした。

★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.生にんにく 薄皮もまだ柔らかいので、まるごとみじんぎりにして使ってください。
3.玉レタス しゃっきりしているので、炒め物や汁の具にも合います。
4.じゃがいも 北海道・club大地さんのさやあかね。
5.そらまめ 名残(後半)なので少しずつ芋っぽい食感に。さやから豆を取り出し、しっかり塩ゆでするのがおすすめです。フランス人ウーファーは生のままサラダに入れたので、びっくりしましたが、悪くなかったです。
6.ミニ大根 ちょっと辛めなので、大根おろしはもちろん、浅漬け、味噌汁に。
7.かぶorズッキーニor人参
8.セロリ 少量です。カレーなど煮込み料理のベースに、細かく刻んで玉ねぎと一緒に炒めるのがおすすめ。こないだケンタロウさんのレシピでキーマカレーに入れたら美味でした。パスタのトマトソースにも合います。
9.サニーレタス サラダや炒め物に。しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
10.キャベツ とんがり頭の柔らかいキャベツ。生食でじゅうぶん美味しいです。

Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。

よろしくお願い致します。

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