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計画的に

by 豆野 仁昭
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雨が2-3日も続いて気持ちも畑もどんよりでしたが、ようやくすかっと晴れてくれました。バリバリ作付けしていかなければ、間に合いません!
そして再来週くらいから野菜の品目の確保が危うい感じです。
「農家は満足してはならない」格言うまれました。
そして計画性の不足を痛感しました。今まで頭の中でだいたい10品目がそろうように種を蒔き、天気を見て作業を決めていました。これからは正しい計画が必要な時期に入ったのかもしれません。
まず種まき~収穫まで「失敗しない野菜作りのマニュアル化」が求められます。というものの有機農業に天候不順や失敗はつきものなので、正しい計画というのは難しいのですが、 少しずつ計画や作業手順のデータ化・分析をすすめたいと思います。

研修生だった守屋さんが自分が育てた鶏が産んだ卵を持ってきてくれました。卵かけごはんで試食会。味もだいぶ違い、守屋さんの卵は黄身の色も濃く甘みが強く出ており、うちのはレモン色でサッパリとした味。守屋さんは意図的に牡蠣殻をあげていないそうで(なるべく自然に、身近にあるもので育てるため)、そのせいか卵の殻も薄く、産卵率もまだまだ低い模様。守屋さんの鶏はホシノブラック、うちのはフランス軍鶏と名古屋コーチンとモミジが交配して色んな鶏がいます。今回ホシノブラックの雛を一羽もらったので、将来我が家の鶏庭にも黒い鶏がたくさん駆け回るようになるかもしれません。

数年ぶりに代かきをしました。数年の経験値で、トラクターの操作も上手くなったようで、かなり平らに、そして耕度も深すぎず、ほどよくできました。苗は温度管理が悪かった(寒かった)ようで、なんだかいまいちな苗になってしまいました。ともあれ3日後くらいには田植えをしようと思います。

今日のランチはセロリと玉ねぎと生ニンニクとツナのチャーハン。味付けは塩、こしょう、醤油。露地で放任栽培のセロリなので、単品で食べるには香りが強すぎますが、ニンニクなどといっしょに香味野菜としてよく炒めて料理に加えるととても美味しいです。

★今週の循環農法野菜セット
1.新玉ねぎ 甘く柔らかい。生でサラダでも、炒めても美味しいです。我が家ではよく玉ねぎを色が透き通るまで炒めて、卵焼きを作ります。
2.生にんにく 薄皮もまだ柔らかいので、まるごとみじんぎりにして使ってください。
3.玉レタス しゃっきりしているので、炒め物や汁の具にも合います。
4.じゃがいも 北海道・club大地さんのさやあかね。
5.そらまめ 名残(後半)なので芋っぽい食感に。さやから豆を取り出し、しっかり塩ゆでするのがおすすめです。豊作につき増量。
6.人参 クリスティーヌというトウ立ちの遅い品種。甘みが強く人参臭さも弱いです。
7.ミニ大根 ちょっと辛めなので、大根おろしはもちろん、浅漬け、味噌汁に。
8.セロリ 少量です。カレーなど煮込み料理のベースに、細かく刻んで玉ねぎと一緒に炒めるのがおすすめ。こないだケンタロウさんのレシピでキーマカレーに入れたら美味でした。茎の皮をシャッシャッと剥いた方が食べやすいです。
9.サニーレタス サラダや炒め物に。しんなりした葉野菜は、50℃洗いで1回だけ復活します。
10.キャベツ とんがり頭の柔らかいキャベツ。生食でじゅうぶん美味しいです。

Sセットは6品、Mセットは7品、Lセットは10品です。野菜は新聞+ポリ袋で包み、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。

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